この連休は返上で、深沢W邸の仕上げに総力であたっていました。
大工工事は和室造作を残すのみとなり、居間、廊下の柱、梁を褐色に仕上げる作業を行いました。
いつもは、夜な夜な私が仕上げているのですが、今回は間に合わず、従業員を導入しています。
人数がいると、やっぱり早い。
杉の梁や柱に、ベンガラを適度に混ぜた墨汁を塗り、それが乾いたら水をつけてふき取り、ウエスで磨きを入れて、最後にカキシブを塗って完成。
実に、4工程もあるのですが、仕上がると黒光する「古民家風」に仕上がります。
特に、磨きの部分が重要で、木の目を浮かび上がらせるくらいにこすります。
これが、力と根気のいる作業です。