注:これは新潟県中越地震での写真です
本日の朝5時7分頃、東海地方で震度6弱を記録する大規模な地震が発生、多大な被害が出ている模様です。
震源は駿河湾でマグニチュード6.5、深さは20kmということなので、新潟県中越地震に比べれば震源も深く、M6.8に比べれば小規模です。
とはいえ、震度6弱は(中越地震時の)長岡市街地に匹敵するので、相当揺れたようで、瓦が落ちたり、道路が陥没したりと建造物への被害は意外と大きく、御前崎原発が停止したり、ビール工場や製紙工場等の被災による経済的被害も出てきています。
「東海地震」が前々から予測されていましたが、今回の地震は想定されていた規模よりも小さく、予兆ともならないようなので、一安心ですが、本震はM7.5以上と言う今朝方の地震よりも更に大きな地震だと言うことを注意して備えておかなければならないでしょう。
また、今回の地震にて被害にあった建物や建築物は、本震に備えて補強しておく必要があります。
耐震診断士や地方自治体の耐震補助等を有効に使って、劣化している部材や破損した部材の交換、補強、耐震壁の検討を行い、耐震性を高めておいたほうが良いでしょう。
「リフォーム」による耐震補強という手段や「長期優良住宅」に始まる「耐震等級」の高い「新築」がキーワードとなるでしょう。
また、大地震が起きた時に備えて、非常持ち出し袋や携帯のラジオ、懐中電灯等の震災グッズの点検、当面の食料の確保等にも力を入れてください。
前にまとめておいた新潟県中越地震のレポートが役に立てば幸いです。