べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

時計型薪ストーブ

2009-12-03 18:41:42 | CO2を25%削減
工場の休憩室の暖房の燃料は、工場や現場から出る「端材」を使っています。
殆どが「越後杉」なわけで、使わない最後の形態は「薪」で、燃料として使います。バイオエネルギーの利用ということになりますが・・・・

植林、育林、伐採によって山から切り出された木は、製材され家の構造材や下地材、造作材になりますが、切り落とされた部分は、燃やすことでエネルギーとして役立てる・・

輸入材を海外から船で莫大な石油使って運搬して来て、さらに化石燃料によって発電や暖房をするよりも二酸化炭素の排出を抑え、環境負荷の低い家づくりでもあり、輸入材の家で太陽光発電やオール電化を取り入れるよりも省エネルギー、エコロジーに優れています。



現場や工場で出た端材を30kgの米袋に詰め込んで
運搬していきます。


端材でも立派な薪になります


休憩室の時計型薪ストーブ
ホームセンターで売られている一番安いタイプ
2~3年で痛むので使い捨て専用。


鉄製品ならばリサイクルが可能なので、耐久性はありませんが、肉厚の薄いタイプの薪ストーブを使って、2~3年で入れ替えをしています。
煙突のほうが長持ちするくらいですが、燃焼して直ぐに暖まる利点があります。
冬場の朝のミーティングや休憩時間の1日に1時間も稼動すればいいくらいなので、簡易的に導入する場合はこれがベストでしょう。


家全体の暖房を薪でまかなうには、膨大な量が必要で、ストックする場所も広く必要なので、薪ストーブ導入は大変なものです。
そういう場合はペレットストーブを考えてもいいと思います。

工場の場合は、大量に端材が出るし、廃棄物として処理するよりも燃料にすれば暖房費の節約になるので一石二鳥なのです。



CO2を25%削減するために・・
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玄関サッシ工事

2009-12-03 18:11:02 | リフォーム奮闘記

「玄関が寒い」
ということで断熱玄関サッシを入れました。
この後、外側に更にサッシを取り付けて
雪国ならではの「風除室」となります。




午前中まで曇りで、午後から雨が降り出しました。
いままで雨が降らなかったので、外部工事がすすみましたが、冬前に塞いでもらいたいというお客さんが多く、外部の改装工事が集中しています。
(新築の現場も進めたいんだけどね・・・)

こういった改装工事は、小さいながらも頭を使わなければならず、逆にそれが面白いところでもあります。
古い建物の場合は特に工夫を凝らしながら施工していかないと、収まりが悪くなったり、使い勝手が悪くなったりします。

上手くいけば、以前とガラリと変わって、更に使いやすくなるわけですから、新築よりも楽しい要素がたくさんあります。



工事前


風除室サッシ用の下地を天井に入れます


ポーチ天井に軒天ボード(ラックス5㎜)を貼って工事終了


今までの玄関引き戸のレールを取り外します。


玄関サッシの敷居の下にモルタルを詰め込めるように
敷居部分のコンクリートを解体しました。
サッシの敷居の上端に新たにタイルを貼っても
ポーチの土間との段差ができる限りつかないように、
ガッポリとコンクリートを解体しています。


玄関サッシの枠を取り付けました。


敷居の下にモルタルを詰めて、
サッシが下がらないように固定しました。


第一工程終了。
今回取り付けたのは、YKK断熱玄関サッシ「れん樹」です。
真槇調の色合いは、木製の感じで高級感が漂います。


この後、左官屋さんにより玄関内のタイルを貼り付けます。
今までは土間仕上げだったので、タイルを貼ると見違えるように

「玄関らしく」

なります。
更に、この外側にサッシを取り付けることで「風除室」にする予定です。
現在、サッシ屋さんがカーポートや風除室取り付けのピークを迎えているため、来週の後半になってしまいますが、本格的な雪になる前に工事を終えたいところ・・・

風除室は雪国ならではの玄関前の空間で、外気からワンクッション置くことで風や冷気の進入を防止します。
帰ってきたときも、玄関を開けるまでの間の寒さから守ります。
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