少しでも早く震災に対する県内の情報をお伝えすべく、ブログを更新しております。新潟県内で避難者の受け入れと救援物資募集の動きがあります。
県内の避難者受け入れが始まる |
三条市がいち早く福島原発の避難者を受け入れしました。さすが三条市はフットワークが良い!同じく小千谷市でも受け入れ体制を整えたと言うことでニュースになりました。
3月17日 4時1分 NHKニュースより
新潟県三条市は、東北関東大地震や福島第一原子力発電所の事故で避難した人を受け入れることになり、16日夜、およそ300人が避難先となる施設に到着しました。
6台の大型バスで、避難先となる三条市の福祉施設に到着したのは、福島県南相馬市の人たちです。南相馬市は地震の津波で大きな被害を受けたほか、福島第一原子力発電所の事故で、一部で避難指示が出されています。平成16年の「新潟・福島豪雨」で大きな被害を受けた三条市では、全国から受けた支援に恩返しをしたいと受け入れを決めたもので、市では、保健師を避難先に常駐させて、体調の悪い人の対応に当たることにしています。家族4人で避難してきた67歳の女性は「地震からずっと何も考えることができませんでしたが、少しほっとしました。いつ自宅に帰ることができるか分かりませんが、前向きに頑張りたい」と話していました。
福島から到着したバス
新潟県央情報交差点のニュースより・・
三条市に続いて燕市も福島県南相馬市からの避難者約200人の受け入れへ、緊急消防援助隊に燕・弥彦消防の第3次隊3人を派遣 (2011.3.16)
燕市は、東日本大震災に伴う被災者の受け入れが本格化することなどから16日午後5時過ぎから第2回の燕市被災者支援対策本部会議を開いた。
燕市も会議を開きました
燕市は16日、手まりの湯に避難者2人を受け入れ、17日は福島県南相馬市からの避難者約100人を消防本部防災センターで、さらに約100人が市民研修館と市民武道館で受け入れる。
燕・弥彦消防本部は緊急消防援助隊第3次隊3人を被災地へ派遣し、17日午前5時に出発。宮城県石巻市で先発隊と合流、10人体制となる。
また、燕市が受け入れた義援金は16日までに5件、227万4,325円となった。
会議では、これらの支援に伴う職員の体制のシミュレーションや節電関係、計画停電対策などについて話し合った。
冒頭、鈴木力市長は、会議では14回の第1回以降の情報の集約や共有、これから何をすべきかを考えなければならず、「いかに臨機応変に対応できるかが大切」とした。
これから職員にはさまざまな対応が求められるが、「大変だなと思ったらですね、テレビに映る被災者の姿を思い出してください。あれを思い出せば我々、行がんばだめら、という気になるわけです」、「そういう形でみんなで一致団結してやりましょう」と幹部職員を鼓舞した。
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更に、見附市も受け入れ先として、海の家を開放するべく内装工事を開始。本日中にも完了して受け入れする体制を整えています。
長岡市は、月曜日の段階で受け入れできる施設を確認した模様です。(雇用促進住宅をはじめ諸施設で合わせて1万4000人とのこと)
現在は民間の施設に打診しているとか・・より多くの避難者をサポートするべく動き始めています。
救援物資の募集始まる |
交通機関に支障が無い新潟県ならば救援物資も届き易いでしょう。
県でも災害対策本部で救援物資、特に毛布などの募集も始めたそうです。
相談窓口 新潟県災害対策本部救援物資班
TEL 025-282-1754
E-mail syokuryobushi@pref.niigata.lg.jp
広域のニュースには乗らない水面下で、新潟県や県内の市町村が受け入れの準備を進めているようです。
当然、色々な問題は出てくるでしょうが、とにかく避難者の安全と安心を重視することが急務でしょう。
新潟県中越地震の傾向(まとめ)
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