昨日の続き、、、リフォームについて発想編
計画の段階で苦しんで苦しんで、それでもイメージが沸かない時、一旦机に向かうのをやめ、食事や散歩をしているうちにふと浮かぶ時がある。そんな時、近くにあるメモ帳や広告の片隅にスケッチする。
このスケッチも元は5cmぐらい。なのに、それまで懸命に考えていた案の絵や図面に勝ってしまった。採用!!しかし、それまで考えていた時間があったからこそともいえるのだ。
(まるで魚河岸のマグロのよう。なんだかおいしそう~/白いキャップは鰤岡木工の鰤岡さん)
材木の卸問屋で2万点ある材の中から、今回のリフォームのカウンターや収納に使う木候補を選び出し、それらを床に並べてもらい、みんなでああだこうだと話ながら選んでいる光景。そこにある材の色、木目、質感、そして存在感(というかたたずまいみたいなもの)から見つけ出す作業です。発想の源は机の上だけにあらず。
それにしても圧巻だ。毎回思う事だが、これらを使える喜びとともに、使いこなせるのだろうかというプレッシャーが入り混じる。
=戸田晃建築設計事務所=