またまた告知ですみません。
世界の建築・インテリアを紹介しているhomifyというサイトで、「フスマのデザインまとめ集」と題し、「有楽の家」の仏間が紹介されております。
その点について、ちょっと補足です。この仏間は3畳のタタミスペースになりますが、正面扉を開けると中から扉付仏壇が設置されております。つまり扉の中に扉がある事になります。なのでこのフスマが開き戸にすると、手前のスペースが狭くなる、また引違にすると、有効スペースが二分の一になってしまうし、閉めた時の印象がしつこくなる。
そこで考えたのが、一枚の大きな引き戸にすれば大きく有効巾が取れるし、すっきり見える。
問題は床柱。
正面左側が仏壇置き場で、床柱を挟み右側が床の間。
そこで、床柱の一部を引き戸と一体的に製作し、床柱ごとは開閉することとした。
伝統的な和建築を推奨している方には「邪道だ~」と怒られるかもしれませんが、限らスペースをすっきりと、最大限に利用する為の方法だったんだな~と、寛大なお気持ちで見てやってくださいませ。