住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

時間

2009-11-12 00:23:00 | 生活のアイテム
(セイコークラウン)
手巻き時計のバネの音を聞いていると気持ちが落ち着くのはなぜでしょう~

いくつかある腕時計のほとんどが手巻き。しかもというか当然というか、全ての時計の時間が早かったり、遅かったりとクセがある。いつも診てもらっている時計屋さんに持っていけばある程度調整してくれるはずであるが、それも個性と思ってそのまま使っている。
腕に時計はしているものの、その時間を信じていない自分に、ある日気が付いた。もしかして自分にとって、正確な何時何分を知ると言うより、”時間のスパン”を知りたいというか”目安”程度と考えているのかも。正確な時間を知りたい時は、携帯電話や駅などの時計を見る事にしている。

暇な時、時計に耳を当て、そのバネの音を聞きながら時を刻んでいるのを感じる。。。

妻のおじいさんが使っていたセイコークラウン。
当時、セイコーの時計が世界水準に達したと認められた機種だそうです。
生まれは1959年頃。私と同年代の時計です。当時の金額で5200円。
定期的にオーバーホールをしているので、絶好調。気に入ってます。

それにしても、時計バンドってどうしてすぐ切れるのでしょう~しょうがないから自分で作る事にしました。これでますます愛着が湧くってもんです。。。

=戸田晃建築設計事務所=

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