(正面が金堂)
昨日、毎朝見ている朝の情報番組で
着色された仏像と着色されてない仏像の写真が並べられ、
どちらが修復後かわかりますか?的に紹介されていた仏像たち。
それが医王寺の仏像で、
23日、24日の二日間特別公開されると聞き、
「なんですとーーー!」
と急遽、行ってきました。
仏像は撮影禁止、
上の案内チラシでご覧いただくしかないのですが、
この状態が修復後。
お堂内にあった修復前の写真を見ると、
仏像の表面に厚く塗られた毒々しい彩色が
本来の仏像の表情を変え、
滑稽ですらあるお顔でした。
修復後は
十二神それぞれに違う表情も味があり、
深みも感じます。
鎌倉時代に作られたものだそうで
造形的にも優れた仏像であることがわかりますよね。
ちなみにこれら十二神将像は
金堂のご本尊薬師如来様の両脇に6体ずつ安置されています。
薬師如来様も美しい仏像です。
いいものを見ることができて
仕事が休みでほんとラッキーでした。
明日も特別公開がありますので、
お近くの方はぜひ。
(25日の特別見学会は
すでに申し込み受付終了となっています)
(弘法大師堂と梅)
(本堂裏と梅)
医王寺の桜はまだ堅いつぼみ。
梅もちらほらでしたが、
お堂と合わせてみました。
(医王寺についてはこちらをどうぞ → ☆)
<鹿沼市・東高野山医王寺にて>
医王寺のお堂は屋根が茅葺きでもあり
とってもフォトジェニックです。
紫陽花コラボをしたことがありますが、
いつか桜と、と思いながらいまだできません。
今年はできるかなぁ・・・