すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

日本最古の石仏がご本尊・大谷観音(大谷寺)

2020-08-05 | ちょっとそこまで

 

 

 

少し前のこと。

宇都宮美術館を訪れたついでに大谷観音(大谷寺)に寄りました。

 

前回訪問時は御朱印を集めていない頃で

御朱印がずっと気にかかっていたので。

 

 

宇都宮市大谷町は‘大谷石’の里。

町中を走ると見える山肌は大谷石、

民家などでも大谷石が多く使われている、そんな地域です。

 

ご覧のとおりお寺も然りで、

お堂に迫る岩も大谷石です。

ご本尊は後ろの洞穴の中、

岩に彫られているのです。

 

 

これがご本尊の千手観音様。

(撮影禁止なのでパンフレットより)

弘法大師が彫ったもの、と伝えられています。

岩肌には合わせて10体の石仏が彫られており

「大谷磨崖仏」として特別史跡、重要文化財に指定されているとか。

 

併設の宝物館には

磨崖仏防災工事中にお堂の地下より発見された

‘(ほぼ完全な形では)縄文最古の人骨’も展示されていたり

歴史的にもなかなか興味深いお寺です。

 

(上左:大谷寺の庭園。右下に見えるのは・・・?

上右:撫でると御利益があるという白蛇様。

弘法大師が人々を苦しめる毒蛇を退治したという言い伝えがあるそうなので

その関係かとも思われますが、なぜ白蛇かは不明。

お祀りされている弁天様の使いかもしれません。聞けばよかった。

下左:大谷寺のすぐ近くに建つ、大谷石に彫刻された「平和観音」。

下右:平和観音周りは大谷石の採石場だったようです)

 

 

閉門間際でしたが、

御朱印も無事拝受できました。

 

 

 

 

<6月18日 宇都宮市・大谷観音にて>


久しぶりの唐澤山(からさわやま)神社

2020-07-25 | ちょっとそこまで

 

 

 

‘花手水’があると聞き、

久しぶりに佐野市の唐澤山神社を訪れました。

 

百足退治伝説で知られる藤原秀郷(俵藤太秀郷)が築城した山城の

本丸跡に建てられた神社(御祭神は秀郷)です。

 

 

ズラリと幟が並び、緑の中を縫う参道。

紅葉の時期もよさそう。

 

 

 

(本殿)

 

 

 

 

本殿の緑もきれいでした。

 

神社あれこれ。

 

(上左:神橋もあります。

上右:右に見えるのは花手水のある手水舎。

中右上:大きな絵馬がありました。

中右下:昔のままの石垣がたくさんあり、

「るろうに剣心」など映画のロケに使われたりも。

下左:なんとか見つけた猪目。下中:と思ったら狛犬様の耳が猪目。

下右:お参りしたのに旅先で足に怪我

 

 

天狗岩(物見櫓)からの眺望。

 

 

レストハウス横から東北自動車道が見えました。

 

いろいろ見所ある神社ですが、

時間がなく今回はここまで。

紅葉も気になるので

またいつか再訪できれば、と思います。

 

ちなみに。

佐野市の工芸品「天明鋳物」の風鈴が

ただいま神社に登場中。

 

ただ、天明鋳物の風鈴は色が地味すぎて

‘ばえ(映え)’は期待できないかも、ですから

やっぱりまたの機会でしょうかね。

 

 

 

 

我が地元は朝方雨でしたけど・・・

虹と金の‘かえる君’、連れ‘かえる’ならず

 

もひとつ、ちなみに。

最近「お城めぐり」がブームのようで

神社では御朱印のほかに「御城印」もいただけますよ。

 

気になる方はどうぞ~。

 

<6月24日 佐野市・唐澤山神社にて>


青と白が涼やか・「あしかがフラワーパーク」の花菖蒲

2020-07-18 | ちょっとそこまで

 

 

 

正面入り口から入園してすぐでも

花菖蒲をたくさん見ることができましたが、

花菖蒲のメインエリアはここ。

 

 

 

 

隙間なく花菖蒲が咲き、

(なんと全部鉢植え)

周りの紫陽花も青系なので

青と白と緑だけの涼やかな光景に

暑さも忘れるお気に入りのエリアです。

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨の時期に嬉しい青と白でした。

 

 

<6月15日 足利市・「あしかがフラワーパーク」にて>


花菖蒲咲く庭 ~「あしかがフラワーパーク」にて

2020-07-16 | ちょっとそこまで

 

 

 

花菖蒲は終了しているであろう今さらになりますが、

「あしかがフラワーパーク」の花菖蒲のある風景です。

 

花菖蒲と紫陽花メインの‘ブルー&ホワイトガーデン’は

文字どおり青と白の配色が爽やかで

最近楽しみなイベント。

 

 

 

 

正面入り口から入園して最初に出会うフラワーステージでは

早くも花菖蒲が出迎えてくれるのですけど、

和の雰囲気たっぷりの花菖蒲と

コニファーやペチュニア、バラなどの洋風の植物とは

どう見てもミスマッチでしょ~~と

ツッこみながら撮りました。

 

 

 

 

紫陽花やハンゲショウ(半夏生)とがしっくりきます。

 

 

バラとはちょっと違うよね、やっぱり。

 

<6月15日 足利市・「あしかがフラワーパーク」にて>


‘あじさい神社’だった野木神社

2020-07-09 | ちょっとそこまで

 

 

 

フクロウのいる神社として知られる野木神社。

残念ながらヒナには会えずじまいでしたが、

参道から境内まで

紫陽花があまた咲く‘あじさい神社’であったのは嬉しい誤算で、

今年の紫陽花撮影はもうここだけでいいかも、

と思うほどでした。

 

 

 

 

境内の紫陽花。

 

 

脇参道の紫陽花。

 

 

不思議な建物もあったりで

いろいろ気になる神社でした。

 

(ステンドグラス風なお守をついゲット)

 

 

<6月10日 野木町・「野木神社」にて> 


紫陽花とフクロウ

2020-07-08 | ちょっとそこまで

 

 

 

野木町の「野木神社」は

フクロウが営巣する神社として有名です。

 

いつか、と思いながら機会を逸し続け

先日やっと行くことができたものの、

巣立ちを終えたヒナは

この日神社に姿を見せてくれませんでした。

 

仕方なく・・・

 

 

 

 

 

 

神社のフクロウ像と紫陽花コラボ。

 

 

本殿前に飾られたヒナの写真で我慢です。

やっぱり本物に会いたいなぁ・・・

 

私のレンズでは撮影は厳しいでしょうけど、

次はリアルフクロウにリベンジです。

 

 

<6月10日 野木町・「野木神社」にて>


バラの園2020・Ⅱ

2020-06-05 | ちょっとそこまで

 

 

 

バラ咲く頃の「あしかがフラワーパーク」では

‘ローズガーデン’以外にも

いたるところにバラのある風景が展開されています。

 

‘バラの咲く島’へ向かう途中の池周りにもたくさんバラが咲き

ここは毎回撮らずにいられない趣の感じられるスポット。

 

 

池にかかる橋は‘うす紅橋’。

 

 

 

 

橋を絡めるのが私の定番です。

 

 

 

 

いつも一番最後に着くことになる‘バラの咲く島’。

あれこれ撮りたくなるエリアではありますが、

閉園時間が迫ってきたのと

傷んでいるバラが多かったのとで

2カットのみになりました

 

 

ほかの花はあまり撮れずちょっとだけ。

大藤はすっかり緑。

それはそれで癒やされます。

 

 

<5月24日 足利市・「あしかがフラワーパーク」にて>


バラの園2020・Ⅰ

2020-06-03 | ちょっとそこまで

 

 

 

「あしかがフラワーパーク」は

どの季節も花がいっぱいの場所であることは皆さんご承知の通り。

藤の花終了後

園内全体を華やかに彩ってくれるのがバラです。

 

‘ローズガーデン’と‘バラの咲く島’、バラメインの二つのエリアのうち

今日はローズガーデンのバラ風景をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特にテーマはないらしく統一感はないのですが、

色とりどりのバラと花々に埋め尽くされた

バラ好き、花好きには楽しいエリアです。

(が、毎回同じような写真になってしまいます

 

 

可愛いバラが多いのも嬉しい。

 

 

 

 

パークの正面入り口すぐの‘フラワーステージ’にも

バラがたくさん咲いています。

 

 

<5月24日 足利市・「あしかがフラワーパーク」にて>

 

 

先日中禅寺湖に行きました。

周辺の駐車場では

大半が東京、埼玉、千葉など県外ナンバーの車。

 

予想していたとは言え

不要不急の県をまたいだ移動は

どの県も引き続き自粛をお願いされている時期なのに・・・

千葉に至っては何県またいで来ているんだか。

 

東京ではコロナウィルス感染者が増加しつつあり

東京アラート発動されているし、

栃木県民の迷惑ですから

お出かけは本当に控えてほしいものです。

 

あしかがフラワーパークでも同じ状態でした。

‘なるべくお控えください’とパークのHPにありますが、

「なるべく」は勝手な解釈をする人にとっては

「来てください」と同じ意味と私は思います。

 

‘自粛警察’行動してしまう人の気持ち、

わからないではないなぁ、と

他県ナンバーだらけの駐車場を見ると思ってしまう・・・

 

子ども連れなのがまた理解できません。

ルール(私はそう思っています)を守れない親を

子どもはどう見るのかな?


どこを見ても桜

2020-04-11 | ちょっとそこまで

 

 

 

快晴ではなくて微妙な青空、

桜の色も白っぽくくすみがちなのが残念ですが、

公園内の桜は満開。

 

 

 

 

駐車場前の並木も。

 

 

 

 

園内いたるところ

桜に囲まれた散策。

 

あらためて桜の多さを実感しました。

 

 

 

 

たっぷり愛でたので

ソメイヨシノはもういいかな?と思ったけれど、

見頃と聞くと見たくなる、

日本人のDNAが騒ぎます。

 

桜の季節にお花見を制限される

今の状況は本当にせつないです。

 

 

なんとか菜の花コラボができるエリアがありました。

 

<3月28日 栃木市・「栃木市総合運動公園」にて>


巴波川(うずまがわ)の菜の花

2020-04-01 | ちょっとそこまで

 

 

 

少し前のこと、

茨城の古河(こが)へ出かけました。

 

市内蔵の街を流れて渡良瀬遊水地へ、

そして渡良瀬川に合流する手前の巴波川の近くを通りますから

ちょっと寄り道。

毎年土手の菜の花が素晴らしい景観を作ると聞いていたので。

 

 

昨年の台風被害のためか

菜の花少なめ

 

 

 

 

巴波橋を挟んだ下流側で

なんとかこんな感じでした。

 

 

筑波山と巴波川と菜の花。

 

微妙ながらコラボ写真が撮れたので

自分的にはまあ満足ですが、

いつか一面菜の花風景を見てみたい、

リベンジ候補になりました。

 

川沿いでは護岸工事中の箇所もあり

以前とは景色が変わってしまった場所もありそうです。

できるだけ菜の花を残してもらいたいものですが・・・

 

 

<3月18日 栃木市藤岡町・巴波橋付近にて>


多々良沼冬景

2020-02-12 | ちょっとそこまで

 

(左に赤城山、右に男体山)

 

 

広々とした多々良沼は

見上げる空も大きくて

天気が良い日は本当に気持ちのよい景色が広がります。

 

 

向こうに見えるのは「浮島弁財天」。

 

 

群馬ですが、

男体山もよく見えます。

 

 

で、やっぱり

男体山と白鳥にこだわる。

 

 

と、

いきなり飛び立つ白鳥たち。

 

 

男体山が見えるとつい。

もはや条件反射になってます。

 

男体ファミリー、赤城山、浅間山、

(私はまだ見たことはないけれど)富士山まで見える多々良沼は

意外な絶景名所かもしれません。

 

<1月30日 多々良沼にて>

 

 

白鳥に会いに

ここ数年多々良沼に通っていますが、

一番の撮影スポットである‘夕陽の小径’では

以前は平日のカメラマンはぽつりぽつりの数で、

カメラ女子も私だけということがほとんどでした。

 

年々カメラマンが増えていくと

規制線が張られ、

水際に降りて至近距離から白鳥を撮ることができなくなりました。

 

先日は公園の大きめな駐車場は満車、

道向こうの駐車場にも車が多数あるような状態となっていてびっくり。

もちろん展望台にはカメラがずらり。

展望台の下にもカメラが並びます。

 

そうなると、

撮影場所やら

周りのカメラマンへの気兼ねやらで

以前のように自由に撮影できなくなってしまいました。

 

私も他県から訪問している一人なので

嘆くのは筋違いとは思いますが、

あまり人気にならないでほしいなぁ、

というのが正直なところです。


ライトアップ織姫神社

2020-01-09 | ちょっとそこまで

 

 

 

前々から気になっていた織姫神社へ

昨秋初めて行きました。

 

館林に寄ってから向かい、

さらに神社裏手の「もみじ谷」を優先させたため、

神社に戻るころにはすっかり暗くなっていましたが、

おかげでライトアップされた社殿を見ることができました。

 

 

 

 

 

 

闇に浮かぶ赤い社殿は

なんだかなまめかしいです。

 

手持ち撮影で微妙写真ではありますが、

雰囲気は伝わったでしょうか。

 

 

 

 

<11月29日 足利市・「足利織姫神社」にて>


織姫神社秋景

2019-12-27 | ちょっとそこまで

 

 

 

初めて織姫神社を訪れました。

神社裏手の「もみじ谷」の紅葉が目的でしたが、

神社の紅葉もきれいでした。

 

 

 

 

 

 

参道の紅葉が見事。

 

 

 

 

すぐ下に見える市街を合わせて。

 

 

 

 

 

縁結び神社にぴったりの赤い社殿。

‘織姫’という名前もロマンチックですよね。

 

 

 

 

本殿前から見える景色が予想外の絶景で、

夕陽もきれいでした。

(反射しまくりですけど・・・)

 

<11月29日 足利市・織姫神社にて>


足利「もみじ谷」の夕暮れ

2019-12-22 | ちょっとそこまで

 

 

 

前から気になっていた足利市の「もみじ谷」に行きましたが、

ボヤボヤしているうちに日が暮れてしまいました。

 

私には、ていうか

私のカメラでは難度の高い手持ち夕景となり

お粗末写真ばかりなのですけど、

撮影記録として残します。

 

 

 

 

 

 

初めて行きましたが、

本当に谷で

足利市街を見下ろすちょっとした絶景となっています。

 

 

夕焼けがきれいだったので

粘って・・・

 

 

 

 

細~い三日月も見えていました。

 

いつか明るいもみじ谷にリベンジしたいと思います。

 

(明るく調整してます)

 

<11月29日 足利市・「もみじ谷」にて>


彼岸花咲く森

2019-09-28 | ちょっとそこまで

 

 

 

お彼岸のお墓参りに故郷へ。

以前も行ったことがある彼岸花群生地に寄ってみようと思っていたら

管理団体の解散に伴って閉園したとのこと。

では、と

たどり着くことのできなかった昨年のリベンジで

もう一ヵ所の群生地へ。

わかりにくい場所でしたが、

昨年と別ルートでなんとか到着しました。

 

 

 

 

丘といってもいいような超低山の森に

赤、白の彼岸花がたくさん。

全体的には見頃までまだまだの咲き具合でしたが、

見頃を迎えたら素晴らしい景観かも、と想像できました。

 

 

今まで見てきた群生地とは違う

‘森の彼岸花’という被写体が

非常に興味をそそられる群生地で

満開の光景を見てみたくなりました。

 

10月は

さゆちゃん(紅ゆずる)の退団公演東京千秋楽(ラストデイ)を控え

奥日光も気になるし、

ほかに行きたい場所もあるし、

家の用事もろもろあり

スケジュール的にほんと厳しいのですけど、

行けたらいいなぁ。

 

 

<9月25日 伊勢崎市・「御嶽山(おんたけやま)自然の森公園」にて>

 

 

閉園した‘彼岸花の里’のいつか撮った写真は

まさに‘記憶に残したい花風景’となりました。

 

実は、太田の「吉沢ゆりの里」も閉園しており

私が見たのは最後のゆり咲く風景だったのかもしれません。

その時はゆりがあまりないなぁ、というのが率直な感想でしたが

野生動物による食害も増えていたようだし

管理している地元の方々がかなり年配だったのも気になりました。

広い群生地の管理が難しくなっちゃったのかしら?

彼岸花のほうも同じような事情があったのかもしれません。


花風景が少なくなっていくのは寂しいことですが、

これも時代でしょうか。