すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

やっぱり乗っかっちゃう、ハロウィン。

2019-10-31 | 日々のこと

 

(すみません、ピンボケ) 

 

 

出先でハロウィンディスプレイに出会わなくて

今年はハロウィンフォトなし?と思っていたら

思わぬ所で見つけました。

 

いちおうカフェ前。

シンプルすぎるディスプレイですけど、

周りの環境が環境ですから(渓谷です)

多くを望んではいけないと思っておきます。

 

 

こんな所です。

オレンジつながりで載せてみました。

 詳しくは後ほど・・・

 

 

さて。

さゆちゃん(紅ゆずる)がいよいよ始動です。

事務所は松竹エンターテイメント、

初仕事は年末の宝塚OG・黒木瞳さんのトークショーです。

ゆうちゃん(真飛聖)の相手役だった(桜乃)彩音ちゃんも出演で

二人が揃うとあれば行かないわけにいきません。

 

来年2月にコンサート。

4月5月にディナーショー。

そして女優さんとしての舞台デビューは

6月の三宅(裕司)さんの「熱海五郎一座」。

まさか熱海五郎一座を見ることになるとは。

 

松竹にはらぶりん(片岡愛之助)もいるから、

いつか共演なんてこともあるかな。

どんな女優さんになるんでしょうか。

本当に楽しみです。

 

・・・はいいのですけど。

来年はゆうちゃんの舞台が二つ決まっているし、

さゆちゃんの方も、

合間に宝塚もとなると

がび~~んなスケジュールです


ある秋の風景

2019-10-30 | なにげないワンシーン

 

(国道から見る男体山)

 

戦場ヶ原や小田代原を歩くときは

たいてい赤沼駐車場を利用しますが、

駐車場周辺だけでも

奥日光の秋を感じることのできる風景がたくさんあります。

 

 

 

 

駐車場周りのカラマツが秋色になりました。

カラマツの向こうに見えるはずの男体山は

たちまち雲の中へ・・・

 

<10月21日 奥日光・赤沼駐車場にて>


茅葺きお堂と彼岸花

2019-10-29 | 鹿沼にて

 

 

 

 

鹿沼市の医王寺にて

かつて‘紫陽花とお堂’の写真を撮りました。

今回は‘彼岸花とお堂’にチャレンジ。

 

あちこちにちょっとずつ咲いていましたが、

いざお堂と合わせようとすると

うまい位置になくて

工夫しがいのある彼岸花でした

 

 

一番絵になりそうな金堂正面は

彼岸花の位置が悪すぎて断念。

裏側でなんとかコラボ。

 

 

 裏から見ても壮麗な茅葺きお堂です。

 

 

唐門表側。

左下にかろうじて彼岸花。

 

 

裏側コラボは彼岸花が微妙~

 

 

裏側も美しい門です。

 

 

 

 

鐘楼に彼岸花を合わせて。

 

 

ついでに境内のあれこれ。

(上段左より:唐門正面・講堂・金堂の彫刻)

中段左より:佐野天明鋳物の地蔵菩薩像・金堂正面

下段左より:弘法大師堂・客殿・唐門の彫刻)

 

医王寺は立派な伽藍を持つお寺です。

四季の花咲くお寺でもあるので

機会があればまた寄りたいと思いますが、

紫陽花、彼岸花、ときましたから

次はやっぱり桜咲く頃ですね。

 

 

唐門裏手には秋明菊も咲いていました。

 

<10月2日 鹿沼市・東高野山医王寺にて>


小田代原のリフレクション

2019-10-28 | なにげないワンシーン

 

 

 

台風の置き土産、

湿原である小田代原に小田代湖が出現しました。

 

 

ピーク手前でしたが、

カラマツもいい感じに色づきが進んでいて

美しい水鏡にテンションが上がりました。

 

 

徐々に小さくなりつつあった小田代湖が

先日の大雨により再び大きくなったようで

黄金のカラマツ林とともに

さらに美しくなっていることでしょう。

 

 

<10月21日 奥日光・小田代原にて>


湯川秋景

2019-10-26 | 日光&奥日光にて

 

 

 

もう何回行ったかわからないくらい

お気に入りの風景です。

 

 

石楠花橋から見る湯川は

どの季節も美しいですが、

秋は特に。

 

これは下流側。

この流れが龍頭の滝となります。

 

 

 

 

上流側。

趣ががらっと変わります。

 

 

台風により氾濫したと聞きましたが、

ここはいつもの湯川でした。

 

 

<10月21日 奥日光・石楠花橋周辺の遊歩道にて>


「遊の郷」(鹿沼市)の彼岸花

2019-10-24 | 鹿沼にて

 

 

 

今年は久しぶりに鹿沼市の彼岸花群生地に行ってみました。

 

 

 

 

びっしりというほどではなく、

隙間があるのが残念ですが、

かなり広い範囲に咲いていて

そこそこ見応えがあります。


 

ここが面白いのは

川があり、光がたっぷりあることと

里山であること。

彼岸花を使った光遊びはもちろん

いろいろなものと組み合わせて遊べることです。

 

 

山と川と青紅葉、

そして彼岸花の全部入れ。

 

 

雑草を脇役に。

 

 

 


かと思えば

名脇役をバックに雑草も主役に。

 

 

 

 

 

 

 

彼岸花は色褪せ始めたところでしたが、

あれこれ遊ばせてもらい楽しい時間でした。

 

 

川縁なので

たぶん台風による増水で浸水してしまったと思われます。

来年もきれいに咲いてくれるといいですね。

 

<10月2日 鹿沼市・「遊の郷 彼岸花群生地」にて>


紅葉見頃・龍頭の滝

2019-10-23 | 日光&奥日光にて

 

 

 

今さらで申しわけなかった夏の滝のあとは

紅葉に彩られた、まさに見頃の秋の滝。

一昨日の龍頭の滝です。

 

 

狭い観瀑台は激混み、押しくらまんじゅう状態で

位置を移動しながらの撮影がしづらく、

順番待ち的になっていたので

十分とはいかなかったのは残念ですが、

秋の龍頭の滝を写真におさめることができました。

 

 

 

 

こちらはすぐ下流の橋の上から。

右奥が龍頭の滝です。

 

 

 

 

 

 

左手奥の臨時駐車場周辺の森も

いい感じに紅葉が進んでいました。

 

今年は紅葉の見頃が10日ほど遅れていると聞き

中禅寺湖周辺はまだ先かな、と呑気に構えていたら、

一昨日の時点で

見頃と言っていい色づきです。

 

小田代湖もまだそこそこの大きさがあり、

小田代原のカラマツほか木々の紅葉もきれいでした。

 

奥日光の紅葉シーズンが始まりワクワクしますが、

渋滞さえなければ・・・ねぇ。

 

 

<10月21日 奥日光・龍頭の滝にて>


大人の夏休み~アートに浸る那須高原の旅~・4 ~乙女の滝

2019-10-22 | 旅は楽し

 

 

 

‘高原の旅’ではありますが、

今回はアートがテーマで

絶景や自然溢れる場所は計画に入れませんでした。

が、偶然出会ったのがこの「乙女の滝」。

 

那須高原の観光中心エリアから30分ほどの

板室温泉の宿へ向かう途中にありました。

 

 

滝の上方にある観瀑台からは

木々が邪魔して見にくいので

滝壺へ下りてみると

予想外に素晴らしい滝風景が・・・

 

 

幅5メートル、落差10数メートルの滝。

 

釣り人が訪れると

滝の上に盲目の美しい乙女が現れた、

滝壺に若い人魚が現れたなどの伝えや、

また、滝の水が乙女の髪のようであるというのが

名前の由来だそうです。

 

 

今頃は紅葉に彩られていることでしょう。

その美しい風景も気になります。

 

 

 

 

渓流もいい感じで

時間があればこの先もちょっと散策したかったのですけど。

 

宿を板室温泉にしなかったら

出会えなかった滝なので

ほんとラッキーでした。

 

 

<8月31日 那須塩原市板室・乙女の滝にて>


大人の夏休み~アートに浸る那須高原の旅~・3 ~「那須ステンドグラス美術館」

2019-10-21 | 旅は楽し

  

(イギリス・コッツウォルズ地方の建物がモチーフです)

  

 

那須高原には様々な美術館があり

どこがいいか迷ってしまうほど。

那須を旅するにあたり、

外せないと決めていたのが

「那須ステンドグラス美術館」です。

  

息子が幼い頃、

那須に用事があり一緒に連れて行きました。

せっかくの那須ですから

見てみたかったこの美術館を訪れたのはいいのですが、

日本の建物と雰囲気が違うからか、

少し薄暗かったからか、

子供心に恐怖心を持ったらしく

見学コースに入るのを拒否され

一切見学することなく後にしました。

 

今度こそ、のリベンジです。

 

 

(セント・ウリエル礼拝堂)

 

(セント・ガブリエル礼拝堂)

 

(セント・ラファエル礼拝堂)

 

三つの礼拝堂を初め、

いたるところにアンティークステンドグラスがある

迷路のような館内は日本であるのを忘れる異空間です。

 

 

 

 

 

 

クラシックな調度品、家具に囲まれた部屋は

異文化そのもの。

 

礼拝堂にはアンティークパイプオルガンや

アンティークオルゴールがあり

それぞれ決められた時間に数回演奏されますが、

着いたのが遅い時間だったため

すでに演奏は終了しており、

聞くことができませんでした

 

 

 

 

 

敷地内には教会もあり

結婚式が行われていなければ中を見学できます。

 

陽が落ちたあとで

光があれば美しい色彩であるはずのステンドグラスが

上の写真の色となっていたのが残念です。

 

(美術館のステンドグラスいろいろ)

 

(セント・ミッシェル教会)

 

<8月31日 那須高原・「那須ステンドグラス美術館」にて>


ゆずる、フォーエバー! ~星組東京千秋楽

2019-10-19 | 観劇&映画のこと

 

 

(ライブビューイング特別プログラム。

もっといい写真あるはずなんですけど?

ど~してこの表紙?)

 

 

さゆちゃん(紅ゆずる)が‘元タカラジェンヌ’となって約1週間。

さゆちゃん、どうしてるかな?

燃え尽き症候群に陥ってないかな?

とふとした時に思う自分がいます。

 

もはや記憶が曖昧になってしまった部分もありますが、

備忘録として千秋楽のことを残しておきます。  

 

 公演内容はすでに前ブログに記したとおり。

一つ言うならば

千秋楽ハイなのか

特にコミカル演技がよりオーバーになってました。

アドリブも増えていたかもですが、

全然気づいてないです

 

さゆちゃんのもくろみどおり

ラストステージでありながら

しんみりなしに

温かい気持ちのまま「GOD OF STARS-食聖-」を観終え、

「Eclair Brillant エクレール・ブリアン」でも涙なく終われそう、と思ったら

デュエットダンスの最後、

二人が抱き合うシーンで

さゆちゃんがあーちゃん(綺咲愛里)に「ありがとう」と言っていて

あーちゃんがたちまち泣き顔になってしまうのを見て涙腺決壊

結局しんみりに陥ってしまいました。

 

続くサヨナラショー。

私の最大の注目点は

本拠地・宝塚大劇場の客席案内係・

星小路紅子(ほしのこうじ・べにこ)が登場するかどうかでしたが、

期待を裏切らず東京デビュー。

しかも大劇場千秋楽から数倍パワーアップしてました。

 

前日の公演が台風のため中止されたのを受けて

まず「台風、いい加減にしろ!

日本国民に謝れ!

宝塚ファンに謝れ!」

と台風に喝!から始まったのですけど、

これを取り上げたネット記事に

「多くの被災者がいるなかで不謹慎だ」とか

「タカラジェンヌにあるまじき下品な言葉遣い」とか

中には自分のご贔屓トップスターを引き合いに

紅ゆずると大違いで素晴らしい、と言いたいのか?な、

それこそ品のないコメントまで

批判的なコメントが寄せられました。

 

‘紅子’はタカラジェンヌではないし、

(いわばさゆちゃんの一人芝居での役)

人一倍宝塚愛が強いさゆちゃんは

トップスターである自分の立場も十分わかっているし、

たくさんの被災者がいることもわかっていての紅子です。

 

男役さんは役により

時に乱暴な、決して品ある言葉でない台詞がありますが、

こういう人はそれも「タカラジェンヌ失格」と言うんでしょうかね。

まったくもってナンセンスです。

 

こういう勘違いコメントを寄せる人たちには

さゆちゃんの舞台を観てから

言えるものなら言ってみな、の気持ちになります。

もう観られないのが残念ですけど。

 

さて。

パワーアップした紅子はとにかくしゃべりました。

あい変わらず観客いじりをします。

紅子の迫力に「こわっ」と客席から。

「なに? こわっ、って聞こえたわよ~」。

 

オケのみなさんいじりもするけれど、

感謝も忘れません。

新人公演で

出だしがわからず合図を送ってもらった指揮者の先生には

「その節は本当にお世話になりました」

と深々お辞儀をし、

(オケの皆さんは)「うちわをふってくれるのよ~」。

 

「気になる人がいるの。

まこと(礼真琴)よ!」

(次期トップよろしく、の気持ちかな)

「顔はキュートなのに、声がハスキーなのよ。

ギャップよ。

私もよ。こんなにきれいなのにこれよ。

世の中ギャップよ、ギャップ~」

いやいやいや、さゆちゃん本人がギャップですから~~(笑)

 

たくさんたくさんしゃべって

「ゆずる、フォーエバー!」と去って行きました。

 

前回のサヨナラショーの紅子は

さゆちゃんのことは‘ゆずるちゃん’だったのに

今回は‘ゆずる’。

紅子にどんな心境の変化が?

気になる~。

 

以下、さゆちゃんのご挨拶です。

 

とうとう宝塚を旅立つときがやってまいりました。

宝塚人生のゴールで見えるものがこんなにもきれいなものだとは私は想像できませんでした。

今まで過ごしてきた時間がこの瞬間のためのものなのかもしれないと今、感じています。

出演者、スタッフ、そして、お客さま、宝塚を心から愛する人が集うこの場所が私は大好きです。

一度きりしかない人生の中で、心が震えるほど愛する場所で過ごすことができた私は、本当に幸せ者です。

この場所が大好きだから、この場所で起こる奇跡を信じているから、

1人では乗り越えることができない壁を乗り越えることができました。

この美しい宝塚が、いつまでも永遠でありますように。

今まで本当にありがとうございました。



同期のお花渡しは 
 
予想どおり、元宙組トップスター・まぁくん(朝夏まなと)でした。
 
組からはまこっちゃん。
 
大劇場では涙、涙のまこっちゃんでしたが、
 
今回はこらえました。
 
さゆちゃんから涙禁止令が出ていたと思われます。
 
と思ったら
 
万里組長が泣いちゃった。
 
ず~っとず~っとさゆちゃんの奮闘をそばで見てきて、
 
さゆちゃんがトップになってからは
 
組のことなどでおそらく一番話し合った仲ですもんね。
 
ほんとうに寂しい気持ちでしょう。
 
 
カーテンコールでも
 
ファンに感謝を伝え続けたさゆちゃん。
 
でも、やっぱりあーちゃんは特別な存在みたいで
 
「可愛いと思った相手役はあーちゃんしかいません!」と
 
あーちゃんラブ全開。
 
 
さゆちゃん、それを言っちゃダメでしょ。
 
今まで相手役を務めてくれた娘役ちゃん全員、
 
むくれちゃうよね~
 
 
「しゃべらなければ・・・と言われますが、
 
ム・リです!」とさゆちゃんの言に対し、
 
客席から「それが紅ゆずる!」とナイスな返しが。
 
8月の大劇場千秋楽でも
 
さゆちゃん自身がファンとのやりとりを楽しんでいる風でした。
 
これまでもそんな場面がたくさんあり、
 
ファンとの距離が近いトップスターだったというのが想像できます。
 
 
 
「昔からどんな状況の時でも

人に優しく、穏やかに接してくれるさゆみは、

誰からも愛される存在でした」とは

同期の元花組トップ娘役・桜乃彩音ちゃん。

 
「さゆみさんの手が好き。
 
どんなときも手を差しのべてくれるから」とあーちゃん。
 
 
型破りなことで
 
誤解を受けることが多かったかもしれないさゆちゃんですが、
 
本質はそんな人。
 
 
先日、オンデマンドで初めて「ANOTHER WORLD」を見ました。
 
谷先生がさゆちゃんがいたから作ったという
 
落語を題材にした抱腹絶倒なコメディは、
 
宝塚では異色作品、
 
まさにさゆちゃんしかできない
 
まるで吉本新喜劇を見るような作品でした。
 
 
いつもはイケメン男役さんたちが
 
アホな手伝(てったい)になったり
 
貧乏神になったり、鬼になったり、
 
かっこよさをかなぐりすて、
 
もちろん可憐な星娘ちゃんたちも
 
全力でお笑いに取り組んでいる姿は感動もので、
 
日頃さゆちゃんのトークとお笑いセンスにさらされ、
 
鍛えられている星組だから成立した作品なのでは?と思いました。
 
 
 
退団公演もさゆちゃんならではの超コメディで
 
ならでは、しかできない作品が二つもある、

というのはすごいことです。
 
 
これら二つのコメディ作品は
 
星組生の芸幅を広げたという意味でも
 
さゆちゃんが残した置き土産です。
 
これからの星組が楽しみですね。
 
 
さゆちゃん本人はこれからの予定は未定とのこと。
 
さゆちゃんが輝ける場所が早く見つかるといいのですが、
 
まずは、そのトーク力を活かし
 
スカイステージで番組を担当してもらいたい。
 
時々紅子が登場したりして。
 
 
紅子は司会業に転職して
 
「紅子の部屋」とか
 
「ベニコの朝」とか
 
はたまた「紅子の園」?
 
(うまいタイトルが思いつかない
 
バラエティ向きではあるけれど、
 
さゆちゃんの全力舞台も観てみたいです。
 
 
ともあれ
 
まずはゆっくり体を休めてから
 
さゆちゃんが再スタートとなる暁には
 
行ける範囲で駆けつける所存で、
 
私も、‘ゆずる、フォーエバー!’な気持ちであります。
 
 
 
(今日も・・・長々

今年はもう見られない、湯川流れる秋の美景

2019-10-17 | 日光&奥日光にて

 

 

 

草紅葉が色づき、

木々の紅葉も始まり

秋の色濃くなり始めたところの台風襲来で

この時が

おそらく今年最後に見る戦場ヶ原。

 

 

 

 

 

 

 

 

緑に囲まれた湯川のある風景は

いつ見ても美しく癒やされます。

 

 

 

 

 

つい立ち止まりカメラを向けてしまうので

いつも時間が押せ押せ

 

 

 

 

見慣れた風景ですが、

もう今年は見られないと思うと

ちょっと寂しい湯川のある風景です。

 

 

 

<10月1日 奥日光・戦場ヶ原にて>


秋色すすむ台風前の戦場ヶ原

2019-10-16 | 日光&奥日光にて

 

 

 

甚大な被害をもたらした今回の台風。

その爪痕は奥日光にも。

 

湯川が氾濫し、

現在遊歩道が通行止めとなっている所があるそうです。

 

赤沼駐車場は土砂のため閉鎖中。

低公害バスは運行しているので

小田代原や千手ヶ浜へは行けるとのこと。

(小田代湖が出現してます)

 

おそらく湯川が流れている戦場ヶ原遊歩道は通行止め。

しばらく戦場ヶ原を歩くことはできないかもしれません。

 

実は10月初め、

戦場ヶ原を歩いてきました。

今となってはもう見ることができない

戦場ヶ原の秋を満喫しましたので、

今日はその写真をご覧いただこうと思います。

 

 

 

 

ホザキシモツケが赤く色づき

戦場ヶ原の秋を彩ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもながら

この風景は気持ちがいいです。

 

 

 

 

木々の紅葉はまだ先でしたが、

行っておいてよかった、な状況は

本当に残念です。

 

小田代遊歩道は通行できるそうですから

小田代湖、見に行きたいものですが・・

 

 

<10月1日 奥日光・戦場ヶ原にて>


寄り添って。

2019-10-14 | 季節の花

 

 

 

台風の被害に遭われた方々に

心よりお見舞い申し上げます。

 

幸い我が家の周りでは浸水もなく

いつも通りの日常を送っています。

皆様の所は大丈夫だったでしょうか?

 

テレビ画面に映し出された

佐野市を流れる秋山川決壊の様子は

目を疑う衝撃的な映像でした。

足利などに行くときに目にする川ですから、

まさかあの川が?です。

 

我が市内でも浸水が広範囲で起こっており

身近なところで被害が多く出ていることは

自然災害の怖さを今さらながら知ることとなりました。

 

さて、

再び花の写真です。

 

 

 

 

故郷の街の彼岸花を撮りに行った公園では

ちょっとしたジニアのお花畑がありました。

 

ジニアは開花期間が長く

元気色なのがいいですね。

 

 

ついでに近くに咲いていたコスモス。

 

今年は益子のコスモスを撮りに行こうかな、

と思っていたところの台風でした。

 

見かけと違って意外や強い花ですから、

持ちこたえてくれていたらいいのですけど・・・

 

<9月25日 伊勢崎市・「御嶽山(おんたけやま)自然の森公園」にて>

 

 

さゆちゃん(紅ゆずる)、とうとう行ってしまいました

ただいま‘さゆロス’進行中。

で、さゆちゃんの歴史をたどる旅に出ました。

本の中のね。

 

入団からこれまでの

さゆちゃんの宝塚人生をまとめた

「メモリアルブック」を開いたはいいけど、

表紙、裏表紙、

巻頭のポートレートからなかなか先に進めません。

 

私が本格的に彼女に出会ったのは

退団公演の二つ前。

‘沼’が浅くてよかったと思う反面、

もっと早く出会いたかったという思いの方が強いのです。

 

どのようにして

あの得がたい魅力を持つ

唯一無二のトップスターが生まれたのか、

ゆっくりゆっくりひもといて行こうと思います。

 

( 昨日のさゆちゃんのラストデイについて、

自分の覚え書きとして残したいので

後日アップ予定です)


華麗なる煌めき!・星組「Eclair Brillant エクレール ブリアン」

2019-10-12 | 観劇&映画のこと

 

 

(日比谷シャンテ・「星組衣装コレクション展」より)

 

 

さゆちゃん(紅ゆずる)最後のショーとなる「Eclair  Brillant」。

 

JポップやKポップのない

宝塚の伝統的なスタイル中心、

ゴージャスでハイセンスなショーでした。

 

私なりの注目点あれこれ。

 

あらためて群舞の素晴らしさに感動。

特に「ボレロ」の曲に乗せた荘厳なダンス。

モスグリーンやオリーブなど落ち着いたグリーン系の

飾りのない本当にシンプルな衣装も素敵でした。

 

これに限らず

衣装を担当する有村先生の

色使いとデザインのセンスの良さがすごく好き。

今ショーの衣装もどれも素敵でウットリ。

(「CASANOVA」の衣装も全部素敵すぎた)

「GOD OFSTARS-食聖-」の衣装も有村先生で

細かい所もすごく凝っていて感心する。

(たとえばリーがコンテスト時に着ている青いコック服、

ホンの普段着もお洒落でカッコよすぎる)

たぶん花組「A fairy Tale-青い薔薇の精-」の衣装も有村先生だと思うので

すごく楽しみ。

 

パリの場面。

風の精・まこっちゃんのダンスに

すごく風感を感じる。

リアルに風の精かと思う。

テーブルにひらりと座るのだけど

軽やかすぎて驚愕。

ひっとん(舞空瞳)に恋する設定で

次期トップコンビのプレプレお披露目的にがっつり見せてくれる。

(「食聖」でも二人の絡みが多い)

 

男役黒燕尾群舞にお笑い要素があるのは初めてで

さゆちゃん率いる星組だからこそ。

星娘ちゃんたちが桜の花となって登場しているのが

ビジュアル的に非常に美しい。

三味線演奏の群舞にグッとくる。

 

舞台セットの色に紫が多いのは

さゆちゃんの好きな色だから?と思ったら

パレードのさゆちゃん本人がうす紫衣装だった。

と思ったら大羽根も紫。

どんだけ紫好き?

 

 ショーもミュージカルも

さゆちゃんだから、の演出も多く

演出の先生方にも愛されているんだな、と

しみじみしました。

 

貸切公演恒例、終演後のご挨拶。

司会の元ジェンヌさんが

「二人がとても幸せそうなのが心にささりました」と

トップコンビの話を向けると

「(あーちゃんとは)熟年夫婦というか、‘めおと’というか、

ツーツーで・・・」と答えたさゆちゃん。

このラブラブがとってもとっても微笑ましい二人です。

私は‘戦友’的な絆も感じるので

いいトップコンビだなぁと今さらですが思います。

(お歌が怪しいこともあるあーちゃんですが、

頑張ってさゆちゃんについていったね。

ありがとう・・・)

 

ラストデイ目前の今なので一言加えます。

 

(公演プログラムより)

 

私はさゆちゃんの舞台メイクをした顔が大好きなのだけど、

実は舞台メイクでないさゆちゃんは

決して(一般的な)美人顔ではありません。

舞台でのさゆちゃんのお顔は上の写真のように美しく、

すらりとした立ち姿も素敵な

正統派トップスターです。

 

これまでになるのに

メイク方法をものすごく研究したんじゃないかと

私はここにも‘努力の人・さゆちゃん’を感じます。

 

宝塚の男役としての

このお顔を見られるのも明日が最後・・・

 

(「Killer Rouge キラールージュ」より)

 

(「ESTRELLAS エストレージャス~星たち~」より)

  

 本日の公演は中止ですが、

明日の千秋楽公演は予定通りとのこと。

台風一過の快晴になり、

風もおさまりますように。

空の神様、さゆちゃんに祝福を

 

さゆちゃんが幸せな卒業を迎えられますように・・・

 

 

さゆちゃんのこの時の顔、好きすぎる・・・

  

(関東が台風の直撃を受けようとしている時に

呑気な内容で気が引けますが・・・

大きな被害なく台風が過ぎますように)


とびきり明るくて、ハートフル・星組「GOD OF STARS -食聖-」

2019-10-10 | 観劇&映画のこと

 

 

 

(宝塚歌劇の映像や音楽、グッズなどを紹介するフリー冊子・

「TCA PRESS」10月号の表紙が

今作の雰囲気ズバリなので載せてみました)

 

8月の大劇場千秋楽ライブ中継からの

今回は待望の生舞台です。

 

上海の総合料理チェーン“大金星(グランド・ゴールデン・スター)グループ”の総帥にして、

三つ星天才料理人として世界にその名を馳せるホンは、

ある時弟子のリーに裏切られ、これまで築き上げてきた全てを失ってしまう。

シンガポールの下町へと流れついたホンを助けたのは、

行方不明の父親に代わって、自ら食堂を切り盛りするアイリーンとその仲間たちだった。

高慢なホンと気の強いアイリーンは反発しあいながらも、

料理に情熱を燃やす者同士次第に心を通わせていき、力を合わせて店を大繁盛させるのだった。

やがて、ホンとアイリーンは世界最高の料理人を決める“ゴッド・オブ・スターズ”へ参加する資格を得る。

しかし、ホンの存在に気づいたリーの策略で、

ホンとアイリーンは離ればなれになり、ホンは行方不明になってしまう。

アイリーンはホンの名誉のためにコンテストへ出場することを決心する。

果たしてアイリーンは、そしてホンは、星を取り戻すことが出来るのか…。

上海、マカオ、シンガポール、ドバイ等のゴージャスでスタイリッシュな現代のアジアを舞台に

華やかに描き上げる、アジアン・クッキング・コメディー。 

 (宝塚歌劇HPより)

 

星組公演 『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』 初日舞台映像(ロング)


 さゆちゃん(紅ゆずる)の希望で退団公演のしんみり感が一切なく、

皆でわいわい賑やかなシーンの多いドタバタ的なコメディですけど

俺様キャラのホンが

アイリーンやその仲間たちと出会い変わっていき、

仕事熱心な子だくさんのイクメンにまでなってしまう

とってもハートウォーミングなお話。

もうこれはさゆちゃんの真骨頂、

さゆちゃんならではの舞台になりました。

 

なんたってトップスターが赤ん坊(もちろん人形)をおんぶしている姿なんて

初めて目にしましたよ。

これができるのは

ゆうちゃん(真飛聖)か

さゆちゃんしかいないでしょう。

いやゆうちゃんも怪しい(笑)

 

健康サンダルを手に

カンフーで立ち回るトップ娘役も初めて見ました。

さすがさゆちゃんの相手役・あーちゃん(綺咲愛里)です。

 

さゆちゃん演じるホン・シンシンは

実は魔界のプリンス、紅孩児(こうがいじ)(「西遊記」の登場キャラ)。

やんちゃの末に地上に落ちて記憶をなくし、

大金星グループCEO、エリック(専科の華形ひかる)に助けられて

看板シェフになったという設定です。

  

最後は

アイリーンの店がある屋台街を買収して

食のテーマパークを作ろうともくろむ敵役のエリックも味方へ、

天界組、地上組総出で賑やかな大団円。

ハッピーエンドすぎて、

さゆちゃん、次回作もあるんじゃ?と錯覚しそうになります。

退団公演では

主人公(トップスター)が去って行く、という演出が多いですからね。

 

唯一退団風味だったのが

コンテストで勝利し、星を取り戻したホンが

自分を裏切ったリー(礼真琴)に

「星なんていらない。おまえにくれてやる!」と

その星メダルを手渡すシーン。

さながら

さゆちゃんからまこっちゃんへ

星組の継承バトンを渡すかのようでした。

 

 アイリーンが母親から絵本を読んでもらうシーンから物語が始まりますが、

アイリーンは「シンデレラ」より「西遊記」を選びます。

「孫悟空が好きなのね」という母親に

「孫悟空じゃなくて紅孩児が好き。

大きくなったら紅孩児と冒険するの!」と宣言、

そこから地上と天界、

二つの世界が交錯して物語が進んで行き、

結果アイリーンは幼き日の夢が叶ったわけ。

西遊記と現代の話を融合させた

作・演出の小柳先生の着眼と展開に感心しますが、

なぜ紅孩児を主役に?

そもそも紅孩児って何者?と気になる方はいませんか?

西遊記に詳しくない私、ちょっと調べてみましたよ。

 

紅孩児は炎を操る魔物。

「西遊記」では紅孩児は子供の姿をしているようですから

小柳先生がさゆちゃんに合わせて脚色したと思われます。

ついでに、

紅孩児の両親・牛魔王と鉄扇公主のエピソード、

牛魔王にたぬき顔の愛人がいるというのは実際の西遊記にあるようです。

専科の汝鳥さん・牛魔王が

組長の万里さん・鉄扇公主の尻に敷かれている感じが

なんとも微笑ましいですね。

これを機に「西遊記」を読んでみてもいいかも。

 

さて、気づいたことあれこれ。

 

舞台はシンガポール。

マーライオンの後ろの夜景がきれい。

特に花火。

大道具さん、いい仕事しましたね。

 

アイリーンが焼いたクッキー(おそらく超マズイ)を

アイリーンに隠れてホンが投げ捨てるシーン、

さゆちゃんがなんかカッコいい。

に限らず、

相変わらずさゆちゃんは

何気ないシーンでもいちいち決まってる。

 

ホンに代わり大金星グループの看板シェフとなるも

ホンにはかなわないと自信の持てないリーが

ホンの持つ力の一つとしてあげたのが

「人を丸め込むトーク力」。

リアルにさゆちゃんがそうなので

妙に納得(笑)

 

そんなリーは中華料理学院の主席だったことが自慢。

実際まこっちゃんは主席入団したそうで、

知ってる人はクスッとなる。

 

「ANOTHER WORLD」「鎌足」に続き

みつるくんが出演。

さゆちゃんの指名なのかしら?

気心知れた感がありました。

名前だけに華があるし。

ショーでも活躍でしたね。

 

少林寺ならぬ小林寺(こばやしでら)はウケる。

宝塚歌劇の創業者・小林一三氏に敬意を表して?

そういえば

星組に配属された新入団の105期生、稀惺(きしょう)かずとくんは

(松岡)修造さんの娘さんで

小林氏の玄孫にあたります。

阪急交通の貸切公演だったので

幕間に抽選がありましたが、

お手伝いにかずとくん登場。

緊張気味の初々しいかずとくんでした。

ちなみに

舞台ではホンとアイリーンの子供たちのうちのひとりです。

 

現在3番手位置のせおっち(瀬央ゆりあ)、

アイリーンの従兄弟で、ご当地アイドルのメンバー役ですが、

「鎌足」で中大兄皇子という大役を務めて頑張ったのに

今回ちょっと微妙な役で残念。

 

満漢全席で料理対決、

高級食材を探す旅に出たはずが

ホンの料理はまさかの餃子。

満漢全席はどうした?と思わずツッこみそうに。

中身はなに?と気になる。

 

番組はかの「料理の鉄人」風味。

私の記憶が確かなら・・・

美味しゅうございます・・・

知ってる人は知ってる名台詞。

 

小ネタありすぎて書き切れません

 

‘しんみり’はない代わりに

笑いはふんだん。

最後の日まで

ファンに幸せを届けたいというさゆちゃんの思いが詰まった舞台を

客席で楽しむことができて

本当によかったです。

 

あと3日

 

(まさかの)つづく。

今さらなのに

長くなってごめんなさい~。