街中を流れる巴波川(うずまがわ)が
行灯の灯りでライトアップされている時、
別の場所では
もう一つのライトアップイベントがありました。
例幣使街道の一部でもある
見世蔵保存地区で数日間行われた
「嘉右衛門町(かえもんちょう)夕涼みライトアップ」。
栃木市の伝統工芸品・‘新波(にっぱ)の提灯’と
佐野市の伝統工芸品・‘天明(てんみょう)鋳物’の風鈴が
見世蔵や家々の軒下などに吊るされ
二つを同時に鑑賞しながら蔵の街散策ができる、
というイベントですが・・・
家事を済ませてからなので遅くなってしまい
着いた時には歩く人なく、
車だけが通りすぎる通りとなっていました。
時間が早ければ
少しは賑わっていたのかな?
私が行ったのは最終日。
他の日はどうだったんだろう?
しかも終了時間までまだ少しあるというのに
地域のおじさんたちが提灯を外して歩いていて
撮影をストップせざるを得ませんでした。
両市の伝統工芸品のコラボは
なかなか面白い試みではありますが、
風鈴が小さくて地味だし
夜はなおさら目立たないし、
人寄せには向かないなぁ~
というのが正直なところ。
街並みや風鈴に合わせたのか
提灯もシンプルでした。
それはそれで私は好きだけど
せっかくの機会ですから
提灯の紹介も兼ねて
絵柄のあるものを使ったり
黒、赤以外の色のあるものを使ったり
バリエーションを増やしてもよかったのでは?
大通りがなんだか賑やかだな、と思ったら、
‘神明宮’という神社の夏祭りでした。
(‘栃木’という地名のもととなった
お社のあるお馴染みの神社です)
お祭りに使われる提灯も
たぶん新波の提灯ですから、
街中は新波の提灯だらけの
数日間だったことになりますね。
<栃木市・嘉右衛門町&蔵の街大通りにて>