蕪栗沼への移動途中思いがけなく見つけることができました。
ヒシクイ(手前)
今回、時間の都合で立ち寄れませんでしたが、近くの化女沼には毎年2000羽以上のヒシクイが飛来します。
<識別箇所>
・ヒシクイは頭から上側嘴へのラインが嘴の付け根で一旦くぼんで「短い」。また、下側の嘴が分厚い。
・オオヒシクイは頭から上側嘴への線が直線的で全体的に「長く」、下側の嘴が薄い。
亜種オオヒシクイとは食性や生態が違います。ヒシクイはマガン同様に田んぼで落ち穂など採餌します。マガンの中で行動しているのは、ヒシクイである可能性が高いのでチェックが必要です。
シジュウカラガン
首と胸の境の白線が目立たないタイプですが、カナダガンとは胸の模様や色合いがまったく違います。むしろ当初は「ヒメシジュウカラガン」の可能性も疑った個体でした。
しかし、大きさ(サイズ)からシジュウカラガンと見ています。
ここ宮城県北部へも毎年数羽しか飛来しないシジュウカラガンを見ることができ幸運でした。