あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

11月25日の社説は・・・

2013-11-25 05:46:49 | 社説を読む
イランの核協議が行われました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日欧経済連携―TPPと両にらみで
・ 過疎と観光―セトゲイの成功に学ぶ 

読売新聞
・ イラン核協議 外交解決への歴史的一歩だ
・ COP19閉幕 国際協調で温暖化対策を前へ
 
毎日新聞
・ 秘密保護法案を問う ツワネ原則
・ イラン核協議 歴史的な合意を大切に

日本経済新聞
・ イラン核合意を中東の安定につなげよ
・ 猪瀬知事は説明責任果たせ

産経新聞
・ 軽減税率と自民 「反対ありき」では進まぬ
・ 沖縄の教科書採択 いつまでも法無視するな
 
中日新聞
・ 賃上げの原資 税制へのコスト転嫁だ
・ 現職落選ドミノ 福島住民の悲鳴を聞け

※ イランが3社、他は分かれました。

読売「イラン核問題の外交的解決に向けて大きな前進である。合意を着実に履行し、中東の緊張緩和につなげねばならない。」

毎日「確かに歴史的である。10年余に及ぶイランの核問題解決への一歩であり、1980年に断交した米・イランの関係改善の足場にもなる。」

日経「イランの核開発問題は2002年の発覚以降、中東の緊張を高める火種になってきた。その拡大に初めて歯止めがかかる歴史的な合意である。6カ国とイランの外相が粘り強く交渉を続け、外交解決で歩み寄ったことを歓迎したい。」

3社とも最大限の評価をしています。

ポイントは次の点です。

日経「イランは内戦が続くシリアや、パレスチナ、レバノンのイスラム勢力に影響力を持つ。核開発の疑念を解消し、米欧との関係改善を通じて、ひいては中東の安定につなげていきたい。」

大きくいえば、アメリカ 対 イスラム、もっといえば、キリスト教 対 イスラム教 の対立が緩和の方向へ向かったのです。

「歴史的」と表される理由です。

今後も注視していきたいと思います。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。