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第4回教師力アップセミナー 野口 芳宏先生

2014-10-14 05:59:58 | 日記
 昨日は、有田先生と並ぶ私の師匠、野口 芳宏先生のセミナーでした。

 その内容は、ますます充実。切れ味十分でした、

 野口先生は、私が新任の頃からのモデルでした。
 その書は、わが家だけでも、手に取っている現役の書が二十冊を越えます。

 実際、その実践を通して育った児童生徒が、何人か現役の国語科教師をやっています。

 生きているのです。



 その午前の部が、国語力形成法 物語文 「海のいのち」の模擬授業を通して

 詳細は、後日HPにアップされますが、そのエッセンスを一部紹介します・・・

☆ 「教材内容」と「教科内容」は違う。

 算数は教科内容がしっかりしているが、国語は教材内容に終わっている。
 国語も、教科内容を教えなければいけない。

☆ 音読をする場合は、題名「海の命」を大きく読む。だから大きく書かれている。立松和平など、小さい字で書いてあるのは元気よく読むのはおかしい。
本文まで3行文空白がある。題名を読んで、本文に移る間は、びっくりするほど取る。本文は静かに読み始める。
 
☆ (前文のような読み方を)公的言語活動という。私的な言語活動もある。自分本位。読みたいように読めばよい。
 公的言語活動は、いつも相手のことを考える。これぐらいの速さ聞きやすいかな。
  音読もあるし、話し方もある。それが公的話法。常より、はっきり、大きく、ゆっくり 相手にわかりやすく。

☆ 私は常に手を挙げさせない。
 普通、問いを発し、指示をする。そしてだいたい手を挙げさせる。しかし、挙げている子が決まっている。たいてい1、2割。1割では「もう少しいないか」、と手を挙げた子を見る。挙げていない子が視野から落ちる。
 私は反対で、手を挙げていない子を見る。手を挙げた子はいい。わかっている子だから。手さえ挙げなくては当たらないから、ノートに書け、まだ挙げていない人は手を挙げろ。これが、常時全員参加の授業だ。

 これらはほんの一部です。

 野口先生が発する言葉は、どれも新鮮。わかっていることでも、あらためて缶あげさせられました。

 
 午後からも、授業実践への指導、道徳教育に対する先生の考えなど、刺激だらけでした。











 HPの報告をお待ちください。


 次回は、11月8日(土)、江南市でも講師をお願いした和田裕枝先生です。 

 ここをご覧ください。

 http://blog.goo.ne.jp/syaraku0812/e/74675a75ba6137a9c19effc74f7532df

 http://blog.goo.ne.jp/syaraku0812/e/27d4f2a2e733e70da7f0e308edfc6624
 
 セミナーのHPは・・・
 http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=school55&frame=frm4daef5dfb49cd

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