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6月23日の社説は・・・

2014-06-23 05:23:07 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ カジノ解禁?―危うい賭けには反対だ
・ 問題児の分離―「これで解決」ではなく

読売新聞
・ 通常国会閉幕 与野党協調を一層進化させよ(2014年06月23日)
・ 被災地の防潮堤 地域に応じた見直しが必要だ(2014年06月23日)
 
毎日新聞
・ 通常国会閉幕 言論の府は大丈夫か NEW (2014年06月23日)
・ 成長戦略 企業対策に偏りすぎだ NEW (2014年06月23日)

日本経済新聞
・ ロボットの活躍の舞台をもっと広げよう
・ 秘密監視機関を有効に使え

産経新聞
・ 野党再編 数合わせより鮮明な旗を
・ 医療事故調 信頼築ける制度に育てよ
 
中日新聞
・ 沖縄慰霊の日に考える アーニーが見た戦場
 
※ 朝日を取り上げます。

「荒れる学校の特効薬となるのだろうか。

 大阪市教委が、授業妨害などの問題行動を繰り返す児童・生徒を学校から引き離し、1カ所に集めて指導する「特別教室」を設けることを決めた。」

 1カ所に集めて指導するというのは学校ごとに?それとも数校単位?
 今ひとつわかりません。

「今、荒れる子の対応に頭を悩ませる学校は少なくない。大阪では、貧困問題が深刻化している地域で、10人以上の生徒が教室に入らず、廊下や校庭に集まって騒いだり非常ベルを鳴らしたりを繰り返す中学校もある。複数の先生がたえず対応に振り回され、ちゃんと授業を受けたい子にしわよせがいく。」

 これはわかります。
 私もかつて経験しました。
 
「「まじめにやろうとする生徒らがバカをみることはあってはならない」(橋下徹市長)というのは、多くの保護者の率直な思いだろう。」

 その通りです。

「そうならぬよう、深刻な校内暴力や非行を繰り返す生徒は出席を停止し、心理学など専門知識のある教職員らがルールの大切さなどを教えるという。生徒指導と授業の両立にパンク寸前の教師からも「助かる」と歓迎の声が上がる。」

 現行の制度でも、出席停止はあります。
 大阪ではなかったのか?

 しかし、朝日は、次のように疑問を投げかけます。

「学校に来るなと言われた子は、本当に立ち直れるのか。騒ぎ立てるのは、居場所のない自分に気づいて欲しいという必死のサインではないか。邪魔者のように追い払われたと受け止めれば、大人をうらむ気持ちが更生の妨げにならないか。

 家庭に問題を抱える子もいるだろう。地域から離れた特別教室の専門家が、家族の問題を丁寧にケアできるのかも心配だ。

 何より、「悪い子」を分けることが、本当に「よい子」のためになるのだろうか。

 先の見えぬ社会で、教育には学力向上など目に見える成果に注目が集まる。だが様々な人にもまれ、不条理がうごめく社会で生き抜く力を身につけることも、学校での学びだろう。」

 だったら、あれた学校の現状をどうしたらよいのか?
 そこに代案がほしいところです。

 案1は予算増です。
「問題は、子どもの問題行動が増えているのに、財政難で人も予算も増やせぬことだろう。明らかにスタッフが足りない。今回の施策は、制約の中で考えた苦肉の策ではある。」 

「全ての大人が力を出し合うときが来たのではないか。」

 そう考えてもらえば、ありがたいことです。 

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