TRANS.Bizより「ユング心理学」と名言を紹介!無意識やフロイトやとの違いも
を紹介します。
目次です。
- 1 「ユング」とは?
- 1.1 ユングは「分析心理学」の創始者
- 2 「ユング心理学」に関係するキーワード
- 2.1 集合的無意識(普遍的無意識)
- 2.2 元型
- 2.3 タイプ論
- 2.4 ペルソナ
- 2.5 アニマ・アニムス
- 2.6 影(シャドウ)
- 2.7 コンプレックス
- 3 「ユング」と「フロイト」の違いとは?
- 3.1 二人が共通に着目した「無意識」の解釈に違いが起こった
- 3.2 ユングはフロイトの「無意識」に対して「集合的無意識」を発見した
- 3.3 「リビドー」の解釈と「性欲理論」に相違があった
- 4 「ユング」と「アドラー」の違いとは?
- 4.1 「ユングの分析心理学」と「アドラーの個人心理学」はアプローチが違う
- 5 「ユング」の名言
- 6 まとめ
このブログでは、哲学入門51 ユング 集合的無意識 https://blog.goo.ne.jp/syaraku0812/e/0bf20220f2f9c36359e1fda5734d3149
で取り上げています。
で取り上げています。
フロイト、アドラーと並び称せられるユングです。
アドラーが、自ら「個人心理学」というのと対照的に、ユングは「現在の心に影響を与えているのは過去。しかも個人を超えた人類全体の心とつながっている」といいます。
その点では、日本人論に見られる精神論と共通するものを感じます。
ユングは、日本人向きなのかもしれません。
まとめを紹介します。
ユングは著書などでニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」についてたびたび言及しており、自伝にはこのように書いています。「ニーチェは彼の思想という内的世界以上の何ものも持たなかったので、彼は足場を失ってしまったのだ。彼は根こそぎにされ、宙に迷っていた。」
ニーチェは自身の思想に飲み込まれ、晩年は発狂しましたが、ユングは自身の内的世界を「黒の書」に書きとめ、次に「赤の書」に書き換えて「マンダラ」の絵を添え、地下世界と向き合うことにより、現実の世界にとどまり続けました。
ユングが私的な日記として書き綴り、非公開のまま眠っていた伝説の書である「赤の書」は2009年に世界で同時刊行され、日本語訳も出版されています。ユングは無意識の世界を解き明かすことによって人間の深い理解を目指しましたが、その教義はあまりにも深く広大です。
ユング心理学に興味を持たれた方には、ユングを日本に広めた河合隼雄の『ユング心理学入門』を1冊目の本としておすすめします。
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