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江戸時代の「石(こく)」の意味は?-3-

2013-09-27 05:53:06 | 社会科こぼれ話
「石(こく)」は、容積と重さに関わっていることがわかりました。

今日は、さらに進みます。

【 面 積 】

かつては1日に食べる3合が獲れる面積を1坪(畳2畳分 1間×1間 約3.3㎡)としました。

さらに、人一人が1年間で食べる米(1000合=1石)が獲れる広さを1反としました。約1000㎡です。


1町 = 10反(段) ≒9917平方メートル

1反(段) = 10畝 ≒991.7平方メートル

1畝 = 30坪(歩) ≒99.17平方メートル

1坪(歩) = 10合 = 400/121平方メートル ≒3.3058平方メートル

1合 = 10勺      ≒0.33058平方メートル

これら面積も、基本は米の収穫量が基本なのです。


現代では、1坪で4倍の12合ほど収穫でき、1反(300坪)では4石の米(10俵分)を収穫できることになります。

ある有機栽培農家では、だいたい1反で8俵ぐらいだと聞きました。

場所や製法、米の種類によっても違うようですが・・・。

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