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台湾レポート-9-

2010-08-20 06:41:12 | 取材・旅行
自分の目で見た台湾を社楽的に紹介する台湾レポート第9弾。

第4回に続き、台湾の人が日本をどうとらえているかを考えてみます。

台湾でアンケートをとると、「立派な国」、「移住したい国」、「好きな国」などで日本が1位に選ばれています。

戦後の台湾は、蒋介石時代、一時期反日政策が採られたこともありましたが、「反共」という立場から日本と連携していました。

しかし、それ以上に、中国から来た外省人(戦後中国から移住してきた人)が、それまで台湾に住んでいた本省人と現地人を弾圧したことが大きなポイントです。
それが二・二八事件で、3万人近い人が虐殺、処刑されたといわれています。
これにより、相対的に日本統治時代の日本の好感度が上がったものと思われます。
続く本省人の李登輝大統領も親日派でした。

これらを裏付けるものを見つけました。

一つは、国立台湾博物館です。



もともと、第4代台湾総督児玉源太郎と民政長官後藤新平を記念するため建築されたものですが、現在でも功績をたたえた展示がなされています。



そして、もう一つは、淡水で見た紅毛城での展示。
紅毛城については後日詳述しますが、日本についての親日的な展示が行われていました。



しかし、これらの展示以上に、台湾の人たちと接していると分かります。
私たちが日本人と分かると、片言の日本語で親切にしてくれる人が多いのです。

親日度を肌で感じ取ることができました。

このブログでのシリーズ記事は・・・
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このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
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平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-

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