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哲学入門39 オーギュストコント 社会学

2019-02-26 05:22:21 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第39回は、オーギュストコント 社会学 です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=wmlzPdOAnp0



オーギュスト・コント(1798年 - 1857年)はフランス人で社会学(sociologie)という言葉を作り、最初に用いた人です。
人類教の創始者で「voir pour prevoir」(予見するために見る)などの名言があります。
ブラジル国旗に書かれている「ordem e progresso(秩序と進歩)」はコントから借用されたものです。


ヨーロッパは産業革命で人々の生活が大きく変わりました。
フランスは革命で絶対王政が倒れ、混乱していました。
イギリスは自由、フランスは平等を重視します。



社会発展の3段階による発展をめざすと説きました。

数学を土台にして、「予見するために見る」実証主義を提唱し、社会変化を科学的に見る社会学が始まりました。
形而上学から、地に足がついたもので社会を考えようとしたのです。

イギリスは、ダーウィンの進化論で、キリスト教社会に大きな衝撃を受けました。
人は神の創造物ではなく、生物の進化の結果だと唱えたのです。
いまだに否定する人たちもいますが・・・・。



ハーバート・スペンサー(1820年 - 1903年)は、イギリスの哲学者、社会学者、倫理学者。

社会自体が生き物のように進化しているとしました。

そこでユートピア思想を唱えた人も出てきます。

次回に続きます。


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