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英語は算数に不向き? 日本語、中国語が有利と米紙 10進法理解しやすい

2014-09-19 05:31:20 | 雑学雑考
 産経ニュースに次の記事が載りました。

英語は算数に不向き? 日本語、中国語が有利と米紙 10進法理解しやすい

 ここから http://sankei.jp.msn.com/life/news/140911/edc14091109070001-n1.htm

 記事を引用します。

英語は数を表す単語が日本語や中国語などに比べて多く、分かりにくいため子どもが算数を学ぶ上では不向き-。10日付米紙ウォールストリート・ジャーナルは米国の心理学者や教育学者らの研究結果として、こんな分析記事を掲載した。

 たとえば数の「11」は英語では「イレブン」というひとつの単語だが、日本語、中国語、韓国語、トルコ語などでは「10と1」で表す。同紙はこれらの言語では「11」が2桁の数であることを明示、10進法も理解しやすい構造と指摘。英語で「17」は「セブンティーン」で「7」を表す「セブン」が語頭にあるため、子どもたちは「71」と取り違えやすいという研究結果があるとしている。

 英語圏の子どもたちは2桁の数字が一の位と十の位の数から成り立つことを理解しづらく、2桁以上の足し算や引き算で間違いを犯しやすいとしている。
(以下略)

 確かにそうですね。
 欧米は基本的に12進法。
 eleven,twelveとなって、13から10を表す -teen が使われます。
 1年は12ヶ月。1日は24時間。1ダースは12個。
 12進法の起源は、人差し指から小指の節で数を数えたからという説があります。
 なぜなら、fingerは5本ではなく4本。親指はfingerではなくてthumb。
 発想が違います。

 一方、アジア圏では、十、百、千、万・・・。
 指は両手で10本です。

 いえいえ、ヨーロッパでもアングロサクソンが十二進法でローマは十進法。
 話は簡単ではありません。

 今後も追究したいテーマです。
 

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