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今、子どもたちをいかに教育すべきか/朝鮮日報

2014-05-06 06:08:05 | 日本を見つめる世界の目
韓国・朝鮮日報が、今、子どもたちをいかに教育すべきかという記事を掲載しました。

ここからhttp://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/04/2014050400111.html?ent_rank_news
記事入力 : 2014/05/04 07:35

一部抜粋します。

数日前、親しい知人からこんな話を聞いた。普段、校則を破ったことがない真面目な中学生の娘が、学校で罰を受けた。最近では、学校で罰を受けたということも保護者に伝えてくれるらしい。罰の理由は「制服の着こなしに違反があったため」だった。「どうして罰を受けるようなことをしたのか」と娘をとがめると、娘は「今から校則を破る練習もしておかないと、セウォル号みたいなことが置きたとき、助からないから」と答えた。知人は、何と言うべきか、言葉が見つからなかったという。

 韓国は儒教道徳の国。
 長序の礼を大切にしています。

中でも特に歯がゆいのは、大人の指示をよく守った生徒たちが大勢犠牲になったということだ。「今の場所(船室)から動かないように」という案内放送に従って、生徒たちが救命胴衣姿で互いに手をつなぎ大人たちの救助を待っている場面は、正視に堪えない。 

余りにも遅かった。自己判断で甲板に出た一部の生徒は助かり、大人を信じて客室にとどまった生徒は多数命を落とした。

珍島沖の事故に直面してもなお、子どもたちに「校則はちゃんと守るべきだ」と教えることができるだろうか。 

それでも、最後までセウォル号の船内に残り、乗客を助けて命を落とした乗組員のパク・チヨンさんや、どうにか甲板まで上がったものの、再び船内に戻り、教え子を避難させて死亡した檀園高校のナム・ユンチョル教諭のような大人もいたが、もしそんな大人すらいなかったとしたら、どれほど絶望的だったことだろう。キム・ミンチョル社会政策部次長

 こうした論調の記事は、他でも見受けられます。
 しばらく、韓国の教育は乱れるかもしれません。
 価値基準が混乱するからです。

 日本では、幸か不幸か、儒教道徳の一部(多く?)は失われています。
 個が大切にされ、公より私が幅を利かせています。
 「釜石の奇跡」も、言い方は悪いかもしれませんが、家族の心配よりも、まずは自分の身を守れという教えの成果です。

 韓国でも、「自分で判断する大切さ」を重視していく方向に進むことでしょう。

 


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