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テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社+α新書)

2017-06-14 05:45:14 | MY BOOK
テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社+α新書) を読みました。



著者は、テレビ東京のプロデューサー です。

中国の話と言うよりも、ジャーナリストがどうやって取材元を見つけるかという視点でが面白いです。

特に、毒入りギョーザ事件の犯人の実家を探すところがすごい!
ある意味、プロジェクトXみたいなドラマを感じました。

amazonの説明
内容紹介
村上龍氏が絶賛――「中国は一筋縄ではいかない。一筋縄ではいかない男、小林史憲がそれを暴く!」
中国すべての省と自治区を取材し、当局に21回拘束された記者が、見て、感じて、触れて、そのなかで泳いだ中国の「内臓」!
共産党政権の厳格な監視は国中隅々まで行き渡り、真実はまるで伝わらない。われわれがテレビで観ている中国は、まったくのニセモノなのだ!!


「97%は嘘」は言い過ぎですが、都合のよいところを切り取られているのは事実です。

それにしても、国家=マスコミというのは不健康ですね。

目次です。
第1章
反日デモの最前線
――石原慎太郎の妄想が生んだ悲劇

第2章
中国一の金持ち村
――三二八メートルの高級ホテルから観た異様

第3章 「ワイロ」と「ニセモノ」
――マオタイ酒が象徴する中国社会

第4章 チベット族と漢族
――仏画を描くチベット族の村で

第5章 中国の臨時社員
――毒ギョーザ事件の犯人が生まれた村で

第6章 中朝国境
――脱北者収容所までの道


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