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第 55 回全国中学校社会科教育研究大会 名古屋大会

2022-11-13 07:00:16 | 社会科関連情報

 第 55 回全国中学校社会科教育研究大会 名古屋大会 に参加しました

案内です。

令和4年11月11日(金) ウインクあいち(WINC AICHI)で開催されました。

 主 題  人間の生き方を問い続ける社会科学習
        〜「多様化する社会」を生き抜く
              生徒を育てる授業の追究〜   

教材化の工夫について

 昨年度、中学校部会で示されていた3点の教材化の要件を、小学校部会でも明確にして実践に取り組みました。小学校・中学校の各分野間で統一した要件のもとで、教材化の工夫に取り組むことで、子どもたちは「多様化する社会」と自らのつながりに気付き、今日的で身近な課題を捉えることができました。そこで、今年度も、以下の3点を教材化の要件として示すことで、小・中が統一した要件のもとで、教材化の工夫に取り組むことができるようにします。
【教材化の要件】
① 「多様化する社会」とのつながりや新たな関わりに気付くことができる教材
② 課題を追究する中で、人々の営みが見える教材
③ 価値観が揺さぶられ、追究意欲が持続する教材

学習活動の工夫について

 昨年度、小学校段階では、これまで小学校部会で培ってきた3段階の学習段階「つかむ」「調べる」「まとめる」を生かし、よりよい社会の実現に向かう「新たな課題」に出合う「つなぐ」段階を設定しました。また、中学校段階では、一昨年度同様、学習段階を「とらえる」「考える」「認め合う」「つなぐ」段階を設定しました。これにより、小学校・中学校の子どもたちは、それぞれがよりよい社会の実現に向けて、自分の考えをもつことができました。
 そこで、今年度は「学習活動の工夫」を重点として、小学校・中学校の学習段階に応じた個別最適な学びと協働的な学びを取り入れ、一体的に充実させていくことで、目指す子どもの姿に迫ることができるのか、検証していきます。

私は、地理部会に参加しました。

2本の発表のどちらも、教材研究がしっかりとなされていました。

以前、明治図書の論文で、地理は、分析と総合の往復運動と書きました。

特定の事例から一般化し、またさらに事例に還り、さらに上位の概念で一般化することを繰りかえすという意味です。

今回はアフリカの将来についての授業実践がありました。

先日岐阜で見たものは、ガーナでシアバター生産の支援をしている前田さんを通して、新のアフリカの支援について考えていきました。

名古屋のテーマは、人間の生き方を問い続ける社会科学習。むしろ岐阜の授業こそが、生き方に触れています。

名古屋の例は、人が見えてきませんでした。

社会科の鉄則(私の言葉ですが・・・)に、「データには具体的事例で命を吹き込め、具体的事例はデーターで裏づけろ」というのがあります。

今回の実践では、具体が弱く、データによる評論家になってしまったのが残念でした。

 

 

 


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