中国の動きが怪しくなってきました。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 中国防空圏―無分別な線引きやめよ
・ 秘密保護法案―福島の声は「誤解」か
読売新聞
・ 法人税減税 競争力強化へ具体策を詰めよ
・ 中国防空識別権 容認できぬ一方的な現状変更
毎日新聞
・ 中国防空識別圏 危険な挑発行動やめよ
・ 秘密保護法案 不十分な審議、強引な採決は許されぬ
日本経済新聞
・ 中国防空識別圏は極めて危うい挑発だ
・ 半歩進んだ国連温暖化交渉
産経新聞
・ イラン核協議 合意を中東安定の一歩に
・ 地球温暖化防止 排出削減へエネ計画急げ
中日新聞
・ 中国防空識別圏自制と冷静さを求める
・ イランの核歴史的合意を本物に
※ 全社が中国で並びました。
それほど異常な行動です。
人民日報はどう正当化しているのでしょうか。
東中国海防空識別圏:高望みを防ぎ、安全を守る
http://j.peopledaily.com.cn/94474/8465288.html
中国政府は23日、東中国海防空識別圏の設定に関する声明を厳かに発表した。これは領海領空の管制を強化し、国家の領海領空の安全を維持し、飛行秩序を維持するための合法的措置であり、自衛権の実効性ある行使のために必要な措置でもある。(文:孟彦・国防部<国防省>国際伝播局副局長、周勇・同幹事。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
防空識別圏の設定は珍しいことではなく、とっくに国際慣例となっている。1950年代に米国とカナダが他国に先駆けて防空識別圏を設定すると、20数カ国・地域が後に続いた。相応の空中早期警戒体制を構築した国もある。防空識別圏は通常、海に面した国や地域が海空の防衛・安全保障上設定する特定区域で、実質的には国防の必要に基づき設定する早期警戒区域であり、国際空域の正常な航行と通過の自由への影響はなく、他国への脅威にはならない。
識別圏には進入した不明な航空機を早期に見極めて、対処の時間を稼ぐ役割がある。考えてみるといい。もし国は海の上空の脅威と不明な航空機が領空に接近して初めて航空管制を実施できるのだとしたら、突発的事態を速やかに見極め、効果的な対応措置を講じることは困難であり、国家の防空・安全保障にとって深刻な脅威となる。
中国の東中国海上空は国際線の密集する重要な区域だ。中国の東中国海防空識別圏設定は領空範囲の拡大ではなく、領空主権の勝手な拡大でもなく、いかなる特定の国や目標も念頭に置いておらず、各国の航空機に対して平等に適用される。このような「他国の領空に関係せず」「他国の安全の脅威にならず」「通過の自由に影響しない」防空識別圏に対して、極めて敏感になり、過度に反応している国がある。彼らは自国がとっくに防空識別圏を設定している事実を無視し、中国の防空識別圏設定に対してむやみに非難し、公然と煽り立て、「東中国海地域の緊張を招く」と、わざとセンセーショナルな指摘をしている。
中国の東中国海防空識別圏設定に対して、周辺諸国を含む国際社会の大部分が同意と理解を示す中、ごく一部の国がどうしても跳び出してきてわめくのはなぜか?東中国海防空識別圏の設定後、防空識別圏に進入し、識別に協力しない、または指示に従わない航空機に対して、中国が武力による防御的な積極的措置を講じるからだ。これが彼らの敏感な神経を逆なでし、中国の領土を高望みする彼らの心にとって手痛い打撃となったことは間違いない。
防空識別圏内では通常、速やかな識別、監視・制御、対処のために航空機に対して国籍、方位、飛行計画などの情報の届け出を求めるだけであり、国際法に基づく通過の自由は制限しない。中国の設定した東中国海防空識別圏もこの原則と要求に従い、防空識別圏に進入する航空機の飛行活動を誘導し、判断の過ちを減らし、摩擦を回避し、飛行の秩序と安全をより良く守る。
つまり、およそ正常な通過であれば、この識別圏があろうとなかろうと影響はない。だが中国の領土を高望みする挑発的飛行、偵察活動、危険な動きに対しては、防空識別圏を設定した以上別の話で、法にのっとり対処する。
中国は一貫して防御的国防政策を遂行し、平和的発展の道を断固として揺るがず歩んでいるが、正当な権益は断じて放棄しない。いかなる国もわれわれが国家の主権、安全、発展上の利益が損なわれることを受け入れると期待してはならない。中国の核心的利益に関わる問題で戦略上誤った判断をしてはならない。最後に言っておかねばならないのは、東中国海防空識別圏が防ぐのは高望みであり、守るのは国家の安全であるこということだ。われわれが防ぐのは、中国の領土を高望みする者だ。
これを読むと、既成事実を積み上げる一歩のように受け取れます。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 中国防空圏―無分別な線引きやめよ
・ 秘密保護法案―福島の声は「誤解」か
読売新聞
・ 法人税減税 競争力強化へ具体策を詰めよ
・ 中国防空識別権 容認できぬ一方的な現状変更
毎日新聞
・ 中国防空識別圏 危険な挑発行動やめよ
・ 秘密保護法案 不十分な審議、強引な採決は許されぬ
日本経済新聞
・ 中国防空識別圏は極めて危うい挑発だ
・ 半歩進んだ国連温暖化交渉
産経新聞
・ イラン核協議 合意を中東安定の一歩に
・ 地球温暖化防止 排出削減へエネ計画急げ
中日新聞
・ 中国防空識別圏自制と冷静さを求める
・ イランの核歴史的合意を本物に
※ 全社が中国で並びました。
それほど異常な行動です。
人民日報はどう正当化しているのでしょうか。
東中国海防空識別圏:高望みを防ぎ、安全を守る
http://j.peopledaily.com.cn/94474/8465288.html
中国政府は23日、東中国海防空識別圏の設定に関する声明を厳かに発表した。これは領海領空の管制を強化し、国家の領海領空の安全を維持し、飛行秩序を維持するための合法的措置であり、自衛権の実効性ある行使のために必要な措置でもある。(文:孟彦・国防部<国防省>国際伝播局副局長、周勇・同幹事。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)
防空識別圏の設定は珍しいことではなく、とっくに国際慣例となっている。1950年代に米国とカナダが他国に先駆けて防空識別圏を設定すると、20数カ国・地域が後に続いた。相応の空中早期警戒体制を構築した国もある。防空識別圏は通常、海に面した国や地域が海空の防衛・安全保障上設定する特定区域で、実質的には国防の必要に基づき設定する早期警戒区域であり、国際空域の正常な航行と通過の自由への影響はなく、他国への脅威にはならない。
識別圏には進入した不明な航空機を早期に見極めて、対処の時間を稼ぐ役割がある。考えてみるといい。もし国は海の上空の脅威と不明な航空機が領空に接近して初めて航空管制を実施できるのだとしたら、突発的事態を速やかに見極め、効果的な対応措置を講じることは困難であり、国家の防空・安全保障にとって深刻な脅威となる。
中国の東中国海上空は国際線の密集する重要な区域だ。中国の東中国海防空識別圏設定は領空範囲の拡大ではなく、領空主権の勝手な拡大でもなく、いかなる特定の国や目標も念頭に置いておらず、各国の航空機に対して平等に適用される。このような「他国の領空に関係せず」「他国の安全の脅威にならず」「通過の自由に影響しない」防空識別圏に対して、極めて敏感になり、過度に反応している国がある。彼らは自国がとっくに防空識別圏を設定している事実を無視し、中国の防空識別圏設定に対してむやみに非難し、公然と煽り立て、「東中国海地域の緊張を招く」と、わざとセンセーショナルな指摘をしている。
中国の東中国海防空識別圏設定に対して、周辺諸国を含む国際社会の大部分が同意と理解を示す中、ごく一部の国がどうしても跳び出してきてわめくのはなぜか?東中国海防空識別圏の設定後、防空識別圏に進入し、識別に協力しない、または指示に従わない航空機に対して、中国が武力による防御的な積極的措置を講じるからだ。これが彼らの敏感な神経を逆なでし、中国の領土を高望みする彼らの心にとって手痛い打撃となったことは間違いない。
防空識別圏内では通常、速やかな識別、監視・制御、対処のために航空機に対して国籍、方位、飛行計画などの情報の届け出を求めるだけであり、国際法に基づく通過の自由は制限しない。中国の設定した東中国海防空識別圏もこの原則と要求に従い、防空識別圏に進入する航空機の飛行活動を誘導し、判断の過ちを減らし、摩擦を回避し、飛行の秩序と安全をより良く守る。
つまり、およそ正常な通過であれば、この識別圏があろうとなかろうと影響はない。だが中国の領土を高望みする挑発的飛行、偵察活動、危険な動きに対しては、防空識別圏を設定した以上別の話で、法にのっとり対処する。
中国は一貫して防御的国防政策を遂行し、平和的発展の道を断固として揺るがず歩んでいるが、正当な権益は断じて放棄しない。いかなる国もわれわれが国家の主権、安全、発展上の利益が損なわれることを受け入れると期待してはならない。中国の核心的利益に関わる問題で戦略上誤った判断をしてはならない。最後に言っておかねばならないのは、東中国海防空識別圏が防ぐのは高望みであり、守るのは国家の安全であるこということだ。われわれが防ぐのは、中国の領土を高望みする者だ。
これを読むと、既成事実を積み上げる一歩のように受け取れます。