テーマは分かれるか。
朝日新聞
・ 朝鮮休戦65年 「普通の国」めざすなら
・ 名古屋城復元 「共生」が問われている
読売新聞
・ グーグル制裁金 あくなき巨大化への警鐘だ(2018年07月30日)
・ 君が代判決 最高裁は起立斉唱を尊重した(2018年07月30日)
毎日新聞
・ 最低賃金の引き上げ 国際競争力はまだ足りぬ
・ NHKのネット同時配信 受信料の議論を煮詰めよ
日本経済新聞
・ 「つながる車」が普及するための課題は
・ クロネコにおごりなかったか
産経新聞
・ 北朝鮮核危機 「時間稼ぎ」に騙されるな
・ 最低賃金引き上げ 着実な実施で意欲高めよ
中日新聞
・ 水道法改正 市場開放ありきは危険
・ 英国の迷走 リーダーシップ見せよ
※ 見事に別れました。
世の中の縮図です。
朝日です。
「戦時の空襲で焼失し、戦後にコンクリート製で再建された名古屋城の天守について、名古屋市が建て替え計画を進めている。市は、徳川家康の命で築かれ国宝にも指定されていた旧天守を木造で忠実に再現するとして、天守に上がるためのエレベーターをなくすことにした。
これに障害者団体が抗議している。高齢者や障害者の円滑な移動を目指すバリアフリー法や、行政に障害者への合理的配慮を義務づける障害者差別解消法などに反すると訴える。
木造での復元を唱える河村たかし市長は、豊富に残る資料をもとに「寸分たがわぬ復元ができる」として「本物」を目指すと強調する。」
私は文化財として国宝の復活を目指すべきだと思います。
そのためには、できるだけ忠実に再現すべきです。
東大寺の大仏殿は、1181年と1567年に戦火で2度焼失し、再建ですが国宝に指定されています。
大きさも聖武天皇時代とは異なりますが、文化財としての価値があるから指定されたのです。
本丸御殿も、当時の道具を使いながら再建していました。
名古屋城も資料が豊富にあり、技術的には可能です。
「そもそも、「史実に忠実な復元」にはおのずと限界がある。輸入材も電気も使うし、法律に基づいて火災報知機をつける必要もある。」
とありますが、次元が違います。
法隆寺にも火災報知機はついています。
「姫路城にエレベーターをつけて」とは言いません。
東大寺大仏殿も、再建当時では最新技術を使ったと思います。
400年前にこうした建物があったということを、1000年先の人に伝えてほしいと思います。
中日です。
「英国のメイ政権は欧州連合(EU)からの離脱を、EUとの協調を重視するソフト路線で進める方針を決めた。反発した閣僚らは辞任したが、期限は迫る。政治家のリーダーシップを見せてほしい。
EU単一市場や関税同盟からは表面的には脱退するものの、モノの取引に限定したEUとの自由貿易圏をつくる。北アイルランドと地続きのEU加盟国アイルランドとの間には税関を設けない-との路線。北アイルランドの帰属を巡って一九六〇~七〇年代に激化した紛争の再燃を防ぎ、EUとの交渉をスムーズに進めるのが狙いだ。
離脱交渉の期限は来年三月末。今年十月までに実質的な交渉をまとめなければ間に合わない。
しかし、ソフト路線に反発するジョンソン外相、デービス離脱担当相が辞任した。EU単一市場からの完全な離脱を主張する強硬離脱派だ。ジョンソン氏は、二年前の国民投票で離脱キャンペーンをあおった張本人。途中で投げ出すのは無責任過ぎる。
本来なら「離脱すれば巨額の資金を国営医療制度に回せる」など事実に基づかないキャンペーンで離脱への賛成多数を獲得した国民投票を、やり直すのが筋だろう。
最近の英紙サンデー・タイムズの世論調査では、仮に投票を再び実施した場合、半数がEU残留を望むと答えている。強硬離脱を選んだのは38%だった。」
そうなのです。
投票をやり直せばよいのです。
そして、EUに戻してほしいと頭を下げればよいのです。
「事実に基づかないキャンペーンで離脱への賛成多数を獲得した国民投票」は、その有効性をきちっと検証するべきです。
朝日新聞
・ 朝鮮休戦65年 「普通の国」めざすなら
・ 名古屋城復元 「共生」が問われている
読売新聞
・ グーグル制裁金 あくなき巨大化への警鐘だ(2018年07月30日)
・ 君が代判決 最高裁は起立斉唱を尊重した(2018年07月30日)
毎日新聞
・ 最低賃金の引き上げ 国際競争力はまだ足りぬ
・ NHKのネット同時配信 受信料の議論を煮詰めよ
日本経済新聞
・ 「つながる車」が普及するための課題は
・ クロネコにおごりなかったか
産経新聞
・ 北朝鮮核危機 「時間稼ぎ」に騙されるな
・ 最低賃金引き上げ 着実な実施で意欲高めよ
中日新聞
・ 水道法改正 市場開放ありきは危険
・ 英国の迷走 リーダーシップ見せよ
※ 見事に別れました。
世の中の縮図です。
朝日です。
「戦時の空襲で焼失し、戦後にコンクリート製で再建された名古屋城の天守について、名古屋市が建て替え計画を進めている。市は、徳川家康の命で築かれ国宝にも指定されていた旧天守を木造で忠実に再現するとして、天守に上がるためのエレベーターをなくすことにした。
これに障害者団体が抗議している。高齢者や障害者の円滑な移動を目指すバリアフリー法や、行政に障害者への合理的配慮を義務づける障害者差別解消法などに反すると訴える。
木造での復元を唱える河村たかし市長は、豊富に残る資料をもとに「寸分たがわぬ復元ができる」として「本物」を目指すと強調する。」
私は文化財として国宝の復活を目指すべきだと思います。
そのためには、できるだけ忠実に再現すべきです。
東大寺の大仏殿は、1181年と1567年に戦火で2度焼失し、再建ですが国宝に指定されています。
大きさも聖武天皇時代とは異なりますが、文化財としての価値があるから指定されたのです。
本丸御殿も、当時の道具を使いながら再建していました。
名古屋城も資料が豊富にあり、技術的には可能です。
「そもそも、「史実に忠実な復元」にはおのずと限界がある。輸入材も電気も使うし、法律に基づいて火災報知機をつける必要もある。」
とありますが、次元が違います。
法隆寺にも火災報知機はついています。
「姫路城にエレベーターをつけて」とは言いません。
東大寺大仏殿も、再建当時では最新技術を使ったと思います。
400年前にこうした建物があったということを、1000年先の人に伝えてほしいと思います。
中日です。
「英国のメイ政権は欧州連合(EU)からの離脱を、EUとの協調を重視するソフト路線で進める方針を決めた。反発した閣僚らは辞任したが、期限は迫る。政治家のリーダーシップを見せてほしい。
EU単一市場や関税同盟からは表面的には脱退するものの、モノの取引に限定したEUとの自由貿易圏をつくる。北アイルランドと地続きのEU加盟国アイルランドとの間には税関を設けない-との路線。北アイルランドの帰属を巡って一九六〇~七〇年代に激化した紛争の再燃を防ぎ、EUとの交渉をスムーズに進めるのが狙いだ。
離脱交渉の期限は来年三月末。今年十月までに実質的な交渉をまとめなければ間に合わない。
しかし、ソフト路線に反発するジョンソン外相、デービス離脱担当相が辞任した。EU単一市場からの完全な離脱を主張する強硬離脱派だ。ジョンソン氏は、二年前の国民投票で離脱キャンペーンをあおった張本人。途中で投げ出すのは無責任過ぎる。
本来なら「離脱すれば巨額の資金を国営医療制度に回せる」など事実に基づかないキャンペーンで離脱への賛成多数を獲得した国民投票を、やり直すのが筋だろう。
最近の英紙サンデー・タイムズの世論調査では、仮に投票を再び実施した場合、半数がEU残留を望むと答えている。強硬離脱を選んだのは38%だった。」
そうなのです。
投票をやり直せばよいのです。
そして、EUに戻してほしいと頭を下げればよいのです。
「事実に基づかないキャンペーンで離脱への賛成多数を獲得した国民投票」は、その有効性をきちっと検証するべきです。