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11月21日の社説は・・・

2012-11-21 06:17:05 | 社説を読む
日米首脳はTPPに向けて、
日中韓がFTAの協議に入ります。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日中韓FTA―政経分離のきっかけに
・ ガザ空爆―流血をすぐに止めよ

読売新聞
・ 日米首脳会談 TPP参加へ環境整備を急げ
・ 米・ミャンマー 関係強化は中国へのけん制だ
 
毎日新聞
・ 2012衆院選 日本の針路…経済活性化
 
日本経済新聞
・ 日銀の独立を侵すのは政治の行き過ぎだ
・ 対中外交で米と強く連携を

産経新聞
・ 安倍氏発言 脱デフレ具体化の論戦を
・ 日米首脳会談 対話だけで領土守れるか

中日新聞
・ 第三極の合流 小異などと見過ごせぬ
・ ブラック企業 離職率を開示させよ

※ 産経を取りあげます。

 安部氏の発言は気になります。
 「そこまで言っていいの?」と思いました。

「自民党の安倍晋三総裁が唱える経済再生策が波紋を広げている。株価が上昇、円高是正も進む一方で、民主党や日銀に加え、財界や市場関係者から懸念も出ている。

 市場が安倍氏発言を好感した背景には、脱デフレの糸口すら示せなかった民主党政権への不満、不信がある。衆院選が経済を覆う重苦しさを払う契機になるとの期待があり、氏の発言にその力を感じたのかもしれない。」

 民主への不満をわかるし、日銀との連携もわかります。

 しかし、近いうちに首相になるかもしれない人だと考えると、危険ではないでしょうか。
 現に、円や株価が反応しています。

 何より守るべきは国債の信用です。

「日本の債務残高は国内総生産の2倍を超え、財政危機状態のギリシャなどを大きく上回る。それでも国債価格が暴落しないのは、なお日本の財政規律は守られていると市場がみているからだ。」

「国債価格の急落、長期金利上昇、財政赤字のさらなる拡大という「負の循環」に陥る恐れがある。」

 安部氏は石を投げたつもりかもしれませんが、石も大きすぎると波紋が波になり、船が転覆するかもしれません。

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