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愛知県吹奏楽コンクール西尾張支部大会 1日目

2013-07-27 06:31:05 | 社説を読む
 昨日は、愛知県吹奏楽コンクール西尾張支部大会 1日目でした。

 A編成24校の演奏を聴きました。

 会場は、名古屋文理大学文化フォーラム(旧稲沢市民会館大ホール)です。



 演奏中の写真を撮れませんのでここまで。

 演奏後は記念写真です。犬山南部中学校の記念撮影の様子です。





 昨日を聞いた印象です。

 印象に残ったのは蟹江北中学校でした。
 そこと他校と比較しながら、上手い演奏のポイントを羅列してみます。

① 楽譜の分析がしっかりと行われており、どんな音楽を作りたいかの意思がはっきりとしている。

 ただ、楽譜通り演奏するだけでは、面白くも何ともありません。

 蟹江北中学校は、いろいろな音色を編むようにして、表情を豊かに演奏していました。
 すなわち、音符ごとに、上糸・下糸・縦糸のバランスを計算つくして表現していました。

② ソルフェージュのトレーニングがしっかりしている。

 今、龍笛を練習していますが、練習は楽譜の唱和です。楽譜をどう表現するかを、声で表現するのです。
 これはまさにソルフェージュ。
 日本の伝統楽器は、ソルフェージュからスタートしているのです。

 ソルフェージュは、楽譜を見た時に「どう演奏するべきか」を正確に理解し、さらに正確に演奏する能力といえるでしょう。

 ①がなされていても、正確に演奏できなければ意味がありません。基礎的な訓練が大切なのです。

③ fで崩れない。

 多くの学校で見られたのが、fやff、すなわち大きな音の時に音が濁る現象です。
 
 森山直太郎の「声」を聴くと、丁寧に表現することの大切さがわかります。

 YouTube 
 http://www.youtube.com/watch?v=F9S8niKoOXo 

 楽しい演奏会はまだしも、コンクールは減点法。
 自分の能力以上の音を出してしまう時にほころびが出るのです。

 これは、指揮者の振り方にも問題があるのです。
 強く振りすぎると、音が反応してしまうのです。


 さて、今日は2日目。

 素晴らしい演奏を期待します。     

 



 

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