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7月27日の社説は・・・

2013-07-27 05:24:46 | 社説を読む
これといったテーマが思い当たりません。
広く分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 防衛大綱―「専守」の原則忘れるな
・ 元警官不起訴―ずさん捜査なぜ断てぬ
 
読売新聞
・ 首相アジア演説 ASEAN重視戦略の表明だ
・ 原発汚染水対策 東電だけに任せておけない
 
毎日新聞
・ 敵基地攻撃能力 緊張高めず慎重議論を
・ 駐日米大使指名 スイート・キャロライン

日本経済新聞
・ デフレ克服にやるべきことはまだ多い
・ 日米の連携強める防衛大綱を
 
産経新聞
・ 防衛大綱改定 敵基地攻撃能力の明記を
・ 朝鮮戦争休戦60年 「戦勝」とは歴史の歪曲だ
 
中日新聞
・ TPP参加 対米交渉にたじろぐな
・ 大綱見直し 専守防衛逸脱せぬよう

※ 産経「朝鮮戦争」を取りあげます。

歴史をおさらいすれば、戦争は北朝鮮の金日成政権が中国、ソ連の支持の下、韓国を武力併合しようとして始まった。北朝鮮の突然の侵攻で韓国は南端まで攻め込まれた。米軍を中心に国連軍の参戦で反撃に転じ、今度は北朝鮮が中朝国境近くに追い詰められた。

 ここで中国軍が北朝鮮支援に乗り出し、100万の大軍を派兵し北朝鮮軍とともにソウルの南まで攻め込んだが、戦線は一進一退となり、60年前の7月27日、現在の南北境界線で休戦となった。


 朝鮮戦争は何だったのか、簡潔にまとめられています。

 ここで「戦勝」に疑問を呈しています。

ところで北朝鮮は「祖国解放戦争勝利60周年」としてしきりに「戦勝」を強調している。得意の巨大マスゲームなど記念イベントも「戦勝」一色だ。本当は韓国に対する武力統一(解放)に失敗し、さらに滅亡寸前になったところを中国に助けられたのに「勝利」といいつのっているのだ。

 こういうのを歴史歪曲(わいきょく)、歴史偽造というのではなかったか。韓国は北朝鮮と中国に「謝罪と反省」や「正しい歴史認識」をしっかりと要求してほしいものだ。

 韓国では米国など支援国に対する感謝の行事が行われている。ワシントンでもオバマ大統領が記念式典に出席するというが、韓国も60年前、敗北寸前のところを米国など国連軍に助けられたのだ。


 この戦争では、日本が大きな役割を果たしました。

戦争の過程を振り返れば、米軍はじめ国連軍による反撃、巻き返しは、後方基地として日本があったため可能だったことが分かる。韓国では「朝鮮戦争の特需のおかげで日本経済は復興した」とよくいわれるが、それは結果論であって、まず「日本からの後方支援のおかげで国を守れた」と考えるのが客観的な歴史認識だろう。
 

 その通りでしょう。
 最後にはこう結んでいます。

韓国政府が60年前の経験をかみしめ対日関係を「戦略的発想」で考えることを求めたい。

 ここから集団的自衛権まで論を進めるかどうかはともかく、「遠くの親戚より近くの他人」といいます。

 日本と韓国は仲良くしなければいけないのです。

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