共産主義がことごとく失敗してきた理由はなんですか?そもそも実現不可能なものなのでしょうか?
2003年に北京に行きました。まだ共産主義の名残が残っていました。なぜ共産主義が失敗したのか一目瞭然です。
銀行のオフィスや役所に行きました。ほとんどの人が働いてないのです。銀行は窓口が長蛇の列です。内側には、大勢いますが誰も新しく窓口を開けようとせず、しかも見るからに働いていない。
午前中オフィスに行って11時ごろに昼食ために帰宅して2時ごろ職場に戻って。。。。
共産主義ですから働いていてもいなくても給与や待遇は同じ。誰も働かないです。
不良品を出しても出さなくても給与や待遇は同じ。どう考えてもうまくいかないです。
共産主義は、理論的には、平等、公正、労働者の解放などの理想的な理念に基づいています。しかし、実際には、共産主義は、歴史的に多くの場合、失敗してきました。
共産主義が失敗した理由のいくつかは以下の通りです。
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経済的問題:共産主義は、中央集権的な計画経済を採用し、市場経済に基づく資本主義とは対照的に、国有化された企業によって運営される経済システムを提唱しています。しかし、計画経済によって生じる調達、生産、配分の課題を解決することはできず、多くの場合、資源の無駄遣いや効率の低下を招きました。
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政治的問題:共産主義は、一党制を採用し、政治的な反対勢力を弾圧し、個人の自由を制限することがありました。このような政治的な状況は、市場経済が民主主義と相性が良いのとは対照的であり、政治的な不安定さや腐敗が生じることがあります。
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社会的問題:共産主義は、平等主義を強調していましたが、実際には、特定の党や指導者、役人などの特権階級が形成されることがありました。また、個人の意見や自由が制限されることによって、クリエイティブな発想や個人的な成長の機会が制限されることがありました。
これらの理由により、共産主義は、多くの場合、失敗してきました。しかし、これらの問題がすべての共産主義国で生じたわけではなく、それぞれの国や地域で状況は異なっているため、共産主義が完全に失敗したとは言えません。
控えめな回答でしたね。