昨日(2023年4月29日)、「中日文化センター」の講座で、安城市を訪問しました。講師は、七種英康先生です。
その様子を紹介します。
今回は、メインの本證寺。
本證寺は、NHK大河『どうする家康』でも登場Jした、三河一向一揆の拠点となりました。
上宮寺、勝鬘寺と並んで三河触頭三ヶ寺として知られています。
戦国期から江戸時代に築かれた、二重の堀と土塁の一部が今も残る残る史跡です。
この図は、安城市のサイトにあります。発掘調査の結果もありますので、ぜひご覧ください。
https://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/shisetsu/kyoikushisetsu/maibun-sites-honsyouji.html
いただいた資料です。
上の図の「い」にあたる場所です。外堀の一部が残っています。
内堀にはハスが植えられています。
表門です。
ボランティアガイドもあり、多くの人が訪れていました。
本堂です。
『どうする家康』であったとおり、一揆の後、一度、野ざらしになっています。
そのため、住所が「野寺町」になっているのです。
したがって、江戸時代の再建です。
当時の人が、この阿弥陀仏にすがって一揆を起こしたのです。
上の図の「う」の場所から、南西の方向の内堀です。
上の図で、太子堂の上(北)の堀です。
船着き場の機能があったようです。
境内の看板です。
本堂東側の内堀です。
堀と土塁です。
上の図で、「か」の方向を北から見ています。
当時の深さは、さらに2mほど深かったことがわかっています。
まさに「城」です。
上の図の、「あ」にあたります。史跡に指定されています。
その南側から、火縄銃の弾が見つかっています。
一向一揆では、銃が使われたことを証明しているのです。
『どうする家康』では、本多正信が軍師となり銃を使いましたが、それはさすがにフィクション。
ただ、銃が使われたのは事実なのです。
中日文化センター「歩いて巡る愛知の古城と戦国史跡」に参加したレポートです。
安城へ行ってきました2 -岩根城、小川城など-
このブログでの他のシリーズは・・・
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1- タイ・バンコク 見てある記-1- シェムリアップみてある記 -1- 香港に来ています 台湾レポート-1- 平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾- なごや探索 出雲 函館 京都散策 さわやか中欧 見てある記 -1- 美濃 見てある記 -1- 東京散策 みちのく三陸海岸 見てある記-1- 滋賀探訪 新城FWに参加しました-1- 碧南FWへ行ってきました -1- 安城へ行ってきました1 -本證寺- 「勝鬘寺と大久保氏ゆかりの上和田城址」(岡崎市)-1- 北陸探訪 -1- 剱神社 近江FW 長久手FWへ行ってきました -1- 遠州FW -1- 小牧FW -1- 末森城周辺FW-1- 「宮宿」-1- 大野城・大草城-1- 「鳴海宿」-1- 富士周辺五名城と諏訪の旅-1- 犬山城周辺 -1- 近江FWⅡ 安祥城周辺-1- 「有松宿」-1- 堀川七橋めぐり-1- 松平郷周辺FW -1- 桑名城 -1- 「池鯉鮒宿」-1- 名古屋城-1- 「岡崎宿」-1- 東美濃FW -1-
「社楽の会」HP:中国ODAみてある記 韓国研修・その2 ブリスベン