「鎖国」という言葉を考えた人は、長崎通詞だった志筑忠雄です。
1801年に、ケンペルの『日本史』の一部を訳し『鎖国論』を表しました。
この鎖国という訳し方にセンスを感じます。
彼は、ニュートンのオランダ語の著書を研究し、引力、重力、遠心力、動力、速力、真空などの語を造語しました。
ここから http://otonanokagaku.net/issue/edo/vol1/index.html
他にも、真空、楕円、加速、弾力、求心力、地動説、天動説、衛星、頭痛、熱、風邪、卒倒、赤痢、麻疹、心痛、直接法、不定法、主格、副詞などなど、きりがありません。
大切なのは、語を訳したというよりは、新しい概念を日本に紹介したのです。
ものが地面に落ちることは知っていた日本人に、「引力」「重力」という概念を紹介した功績は大です。
それにしても、言葉のセンスにおどろかされます。
「頭が痛い」のを「頭痛」としたのはともかく、「空気がない状態」を「真空」はどう考えたのでしょうか?
「植民地」も彼の造語です。
「地動説、天動説」は、中国でも採用されています。
すごい人がいたものです。
1801年に、ケンペルの『日本史』の一部を訳し『鎖国論』を表しました。
この鎖国という訳し方にセンスを感じます。
彼は、ニュートンのオランダ語の著書を研究し、引力、重力、遠心力、動力、速力、真空などの語を造語しました。
ここから http://otonanokagaku.net/issue/edo/vol1/index.html
他にも、真空、楕円、加速、弾力、求心力、地動説、天動説、衛星、頭痛、熱、風邪、卒倒、赤痢、麻疹、心痛、直接法、不定法、主格、副詞などなど、きりがありません。
大切なのは、語を訳したというよりは、新しい概念を日本に紹介したのです。
ものが地面に落ちることは知っていた日本人に、「引力」「重力」という概念を紹介した功績は大です。
それにしても、言葉のセンスにおどろかされます。
「頭が痛い」のを「頭痛」としたのはともかく、「空気がない状態」を「真空」はどう考えたのでしょうか?
「植民地」も彼の造語です。
「地動説、天動説」は、中国でも採用されています。
すごい人がいたものです。