
週末、数日続いた娘の熱も下がり、一時預かりでお世話になっている保育園の夕涼み会に行ってきました。
娘は真顔で盆踊りの輪の中へ。ずっとしかめっ面でしたが、手をパタパタして踊っていました。
ふと娘の足元を見ると、ヘンな靴。。。。
かわいいサンダルがあったはずなのに、主人が勝手に予備に車に入っている靴をはかせていました。
しかも左右逆です。。。。
さて、昨日はなんと2年半以上ぶり(?)に須田先生のレッスンを受けてきました。
コンクールの本選を控えた生徒さんがいて、その自由曲を私も譜読みから始めました。
最近は自分が練習する時間を確保することが難しく、ましてや新曲なんて。。。。と思っていましたが
そんなに長い曲ではなかったので挑戦してみました。
私が曲を選ぶ基準・・・短いかどうか・・・昔から全く進歩していません(笑)
ダラダラと、出来る時に譜読みをしていましたが、思い切ってレッスンを受けるぞと決めて
タイミング良く30分の枠をいただけたので、本格的に練習をしました。
とは言っても集中できたのは5日間。必ず毎日弾くと決めて取り組みましたが
ハノン1~20を急いで弾いて、曲を30分弾ければ良い方でした。
レッスンでは、こんなやっつけ仕事だったので緊張もせず。
先生も事情を分かって下さっていて、今の私にでもできることを丁寧にご指導下さいました。
自分だけのための勉強の時間は本当に貴重で、ありがたさをかみしめながらもあっという間でした。
ずっと弾けない日々が続いていた(今も続いている)ので、今まで当たり前だったことに対して
能動的になったような気がします。
昔はたとえ弾きたくなくても時間があって、家族が協力してくれて、何て恵まれていたのでしょう!
最近は聴いたり弾いたりする時、耳の使い方が以前とは全く違います。
フレーズの運び方など、指はおぼつかなくても頭の中にイメージが描けるようになりました。
また、参考にしているCDを聴くと、どういう理由でこの演奏家がこの揺らし方をしているか。。。など
今まで気が付くことができなかった発見があってとても楽しいです。
ピアノの曲を聴く以外に、もしかしたら良かったのかなぁと思ったのは
娘と一緒に車の中でいつも「パヴァロおうた」(パヴァロッティのCD)を流していたことです。
歌でしか表現できない抒情性や息遣い、まさに「歌う」ということを自然に吸収していたようです。
どんなことでも自分の糧となるかも知れないので、音楽に関して雑食で良かったです。
また当分レッスンは受けられないのかなぁと思うと残念ですが
時々やってくる「私、もう終わったかも。。。。」という不安がぬぐえたので良かったです。
焦らず、また次のチャンスを待ちたいと思います。
そしてもちろん、今回教わったことをコンクールの生徒さんの演奏にも還元していきたいです。
子育てや仕事でやりたいことを我慢している人はたくさんいますが、
気持ちだけでも諦めずに、切らさずに、持っておきましょう♪