日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

懐かしいあの子たち

2019-12-17 13:49:41 | Weblog
今日は高校の授業の日でした。

空き時間にピアノを練習していたら「しゅこちゃーーーん」と。

去年教えた子たちが入ってきてくれました。

先生だと思われてないのか・・・ちょっと複雑ではありますが。



それぞれ進路が決まって、一年前より表情もスッキリ大人っぽく

そしてみんな少しずつきれいなお姉さんになっていました。

人数が多くて、自己主張や対立が激しい学年だったので思い出もたくさんあり、

もうすぐ彼女たちが巣立っていくのかと思うととても寂しいです。



「合唱コンクールどうでした?」という話にもなりました。

見事に優勝したクラスだったので、たくさんほめました。

選曲にも勝ちたいという気持ちが強く表れていたのを感じました。

歌と伴奏を合わせるのがとにかく大変だったそうです。



そのクラスのピアニストはとても優秀なのに、いつも伴奏者賞をのがしていて

今年ようやく受賞出来ました。

伴奏の時は自分のテクニックだけではなく「歌を聴くこと・歌っているように弾くこと」が必要だと

折に触れてしつこく伝えてきました。

本当ならその彼に音楽の授業も伴奏してもらえば楽でした。

私より初見も得意で、何よりピアノが大好きな男子でした。

私は歌の指導に専念できるし、彼は歌うよりもピアノを弾く方が得意。

何度も心の中で「伴奏お願い。」と思ったことがありました。

でも、彼のこれからのことを考えて、あえて伴奏は頼まずに苦手な歌を続けさせました。



今年の見事な合唱とピアノの調和は素晴らしかったです。

どうやって合わせたの?と彼女たちに訊いてみたら

「伴奏者を脅した!」のだそうです。

圧の強い女子から脅された繊細な伴奏者。。。。努力が報われたのですね。



3年生たちが教室に戻り、音楽選択の2年生が集まってきました。

4月に初めて授業をした頃よりかなりしっかりしてきたように感じますが

3年生と比べるとまだ幼い印象も強い気がします。

高校生の3年間の成長はすごいなぁとしみじみ思いました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする