突然ですが、ドラえもんの映画の主題歌♪official髭男dismのuniverce♪とっても良い曲ですね。
キャッチーで、曲のどこを切り取ってもサビみたいです。
なんならイントロや間奏もサビみたいでワクワクします。
そして、良い具合に韻を踏んだりもしています。
最初の歌の入り方も良いです。「ソファミレド」いきなり音階で下ってきます。
星野源の「恋」も同じ「ソファミレド」で始まっています。
あの曲を聞いた時も下りの音階でいいなぁと思ったので、私は
「ソファミレド」が好きなのでしょうか?
同じ音階から始まっても全然違う2曲。
最初に書いたように、どこまでもキャッチーで人を惹きつけるメロディラインが
髭男さんの魅力なのだとすれば、星野源の魅力は「四七抜き音階」です。
源さんが演奏するマリンバの音と相まってオリエンタルな雰囲気。
一昨年の紅白あたりの時期、源さんは今までの音楽に飽きたというような
発言をされていましたが、四七抜きに限界を感じたのでは?と
素人の私は考えてしまいました。
だけど、univerceも恋も「ソファミレド」の後の音やリズムの無数の分岐を
とても上手くたどって、みんなが好きだと思える名曲になりました。
どちらの曲も好きです。
私の高校時代のピアノの先生が講師を退官されるそうです。
ピアニストで作曲家という才能豊かな先生です。
華奢な女性ですが、行動力がありすごくパワフルな先生です。
ショパンのエチュードop.10-5「黒鍵」を弾いたのは高校2年生の頃。
譜読みする前にいきなり楽譜に縦書きで「四七抜き音階」と書き込んだ先生。
「ドレミソラド」…和風?むしろちょっと中国っぽく聞こえる??ショパンなのに???
なんだか変な印象を持ってしまい、その時はあまり好きになれませんでした。
時が経ってみると、時々出てくる香り立つような和音にうっとりしたり
とても良い曲だということが分かりました。
ぼーっとしていて、譜読みも遅いしピアノに対して全く覇気のなかった私。
せっかく進めていただいたコンクールも、演奏会のソリストもことごとく断って…。
先生あの時はごめんなさいと今では思います。
そして、忍耐強く(時に大爆発もありましたが)レッスンして下さってありがとうございました。
頭の回転が速くて、とても親切な先生でした。それから、声がかわいい♪
元門下生たちでお祝いの会をする予定も、こんなご時世で中止になりました。
またいつかお会いしたら、笑顔でご挨拶がしたいです。