今年の発表会が無事に終わりました。
換気や消毒、人数制限などにご協力いただきました生徒さんのご家族の皆様に感謝を申し上げます。
また、本番までの送迎やお家での練習への声がけ等、ありがとうございました。
なかなかエンジンのかからなかった子。つい楽しい気持ちが勝ってしまい
集中するのに苦労をした子。長い間同じ曲を弾いていて飽きてしまった子。
そして、新たな壁に試行錯誤を重ねた子。
今回も本当に色々でした。いつも本番を迎える度に新しいことが出てきて
一緒に乗り越えようとあれこれ手を尽くします。
本番では、今までの私の厳しくてしつこい(!?)注意をちゃんと守って
みんなステージマナーをしっかり守って演奏してくれました。
いつもガラスのハートが粉々に砕ける生徒さんも、場数を踏むことで
緊張していても自分の音楽に没頭する姿を見せられるようになりました。
「間に合わないから曲数を減らそう。」という提案を跳ねのけて
根性で練習して本番に間に合わせてきた生徒さんもいました。
みんなたくましく、それぞれが成長していました。
どんなに短い曲でも、心を込めて演奏すれば、ちゃんと温かさや
曲の持つ面白さが伝わるということも、改めて感じました。
私がいつも心がけている、作曲家への敬意を感じられるような演奏が
会全体で実現できたような気がして嬉しかったです。
ここからは親バカ話ですが。。。。
今回の娘の演奏は、今までで一番良かったです。
特に先生と弾かせていただいた連弾はノリノリで、本当にこの曲が
好きなんだろうなぁと思いながら、楽しく聴くことが出来ました。
良い曲を選んでいただけて良かったです。
そして今年の講師演奏はブラームスのハンガリア舞曲No.5の連弾でした。
実はとっても苦手なブラームス。ずっと敬遠していましたが、
一緒に弾いて下さった先生の低音が、渋くて深くて素敵でした。
私のチャラチャラしたプリモをしっかり支えてくれる安心感がありました。
アルペジオをミス無く弾けるのか?など、個人的にはハラハラする部分はあったものの、
練習からとても楽しく弾くことが出来て、少しですが苦手克服できたような気がしました。
これで教室の今年の大きな行事は終わりました。
皆さま、本当にありがとうございました。
冬の間はちょっと楽しい曲を弾きながら、またコツコツ地道な努力をしていきましょう。