大雪の本日、高校での3学期の授業が始まりました。
春からは他の高校と統合が決まっているので、この学校での最後の3学期です。
新年度に向けて、新しい校歌の練習をしました。
なかなか近代的な音と歌詞。早く愛着を持って歌えるようになりたいですね。
「来年度は私はみんなと一緒に歌えないけど」
というちょっと切ない話をしたのですが、前の席に座っていた男子が
「え?オレらの音楽の授業はどうなるの?」と。。。。
授業中何度も言ってきたけど、きみは今年で芸術の単位を取り終わるのだよ。
でも気持ちだけはありがとう。
またまた別の日。小さい頃からずっと通っているピアノ教室の生徒さんが
とうとう高3になり、めでたく進路が決まって報告に来てくれました。
約1年ぶりのレッスン。2年をかけてとぎれとぎれにレッスンしてきた
ベートーヴェンのピアノソナタ「月光」をとうとう合格にしました。
突き詰めればまだまだ色々あるのですが、私が伝えたかったことはちゃんと
音にしてくれました。とても素直で感じの良い演奏でした。
本人的には「もっと深みのある音」とか「暗い森の中のような感じ」など
イメージがあって、それをもっと音で表現したかったらしいです。
私からも、もしこの先また弾くことがあれば、こういう所をもっとこうしたら?
という最後のアドバイスをしたら「分かってるー♡」だそうです。
気持ちが通じたね♪
高校生たちは未来に向かうエネルギーで満たされています。
私もみんなから力を吸い取って(?)元気に今年度を締めくくりたいと思います。