日記

音楽教室のことや、その日に起きた出来事をご紹介します。

練習あるのみ!

2014-05-21 22:11:43 | Weblog



何の楽譜でしょう?

「チェルニー50番練習曲」です。



私のピアノ教室で練習曲としてよく使う教材は「ぴあのどりーむ」「バイエル」です。

私も4歳からバイエルをスタート。小2の途中から「ルモアーヌ50の練習曲」そして

「チェルニー30番」「チェルニー40番」。。。。

時にはヒステリーを起こし泣きながらも練習を続けて、中2で「チェルニー50番」にたどり着きました。

他にもバッハや曲も弾くわけですが、いったい何曲の練習曲を弾いてきたことでしょう。

とにかく弾けても弾けなくても進むのはめちゃくちゃ早い教室でした。

1オクターブがやっと届くかどうかの頃にベートーヴェンのバリエーションを弾いたり

かと思えば時には妹と「寅さんのテーマ」を弾かされたり。。。。

優しい先生で大好きでした。

一週間、とにかくレッスンのことで頭がいっぱいでした。

(あと○日しかない~!!と、いつも思っていました。)



私は決してテクニックに恵まれているわけではありません。

しかし、先生がたくさんの曲を弾かせて下さったので今になって助かることもあります。







指が重くて仕方ない今日この頃。。。。。

ハノンも弾きますが、「50番」を弾きまくることが時々あります。

引っ張り出して何とかインテンポで弾く。最初はバラバラでも少しずつ感覚が戻ってきます。

一度やったことがある曲は何となく指が動いてくれます。



練習しなければならない子ども時代はとにかく練習嫌いでした。

音楽高校に入って、私ほど練習しなかったピアノ科の生徒はいなかったのではないかと思います。

しかし、やれと言われたことはやっていたようで。。。。。






「正」の字、見えますか?

弾きまくってますねー。もちろん部分練習ではなく、通しの回数です。

おそらく週に100回!などと言われたのでしょうね。



私も教室で「一日○回」の宿題を出しますが、せいぜい3回や5回です。

しかも通しではなく、弾けない部分数小節の抜き出し練習のみです。

しかし、本当に宿題をしてくる子はどれくらいいるか?

ちゃんとできたかできなかったかは、音を聴かなくてもその子がピアノに手を乗せる仕草で分かります。



毎日ピアノを弾く習慣を守ることがどれほど大変なことか、身を持って経験しています。

辛かったり面倒だったり忘れちゃったり。。。。よーく分かります。

でも、辛い練習の後には弾ける喜びが必ず待っていますから、

時にはお家の方にもお声掛けのご協力をお願いしながらも、私は諦めずに宿題を出します。



教室を始めた頃よりも、みんなの力を信じるようになりました。

そして、その力を引き出すために私はだいぶしつこくなりました。













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