統一教会”の霊感商法、35年間で「1237億円」 「地獄で苦しんでいる」…煽られ500万円超→違法判決 契約取り消しも
安倍さんの暗殺でにわかに脚光を浴び出した統一教会。
では何が問題なのか。
今後どうすればいいのか。。。。
記事の画像、動画を観ると昨夜の「news zero」の様ですが。
肝心の事は報道されたのでしょうか。
まずタイトルに「35年間で1237億円」とありますが、
2018年の「消費者契約法改正」以降どうなったかです。
一応具体例が書かれていますが ⇩
「裁判で賠償が認められたケースがあります。去年9月に最高裁で下された判決を見てみましょう。被害者は、夫に加えてがんで息子を亡くした当時57歳の女性です。“統一教会”の信者から勧められて、多くの支払いをしました」
「創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の『み言葉』、教えが書かれた『天聖経(てんせいきょう)』などに140万円、アメリカの研修施設建設のために63万円、教会に通うための受講料で18万円を投じました」
「また先祖供養代40万円、パートナーが亡くなっていても地上界と霊界とで教団に祝福してもらえる『霊肉祝福』に304万円などを支払いました」
「信者から『夫や息子が地獄で苦しんでいる』と何度も不安を煽られたり、『天聖経』を買う際には『霊界にいる息子の声を聞きたいでしょう。毎日読めば(亡くなった息子を)身近に感じますよ』と言われて、購入してしまったということです」
「最高裁は、こうしたやり方について『社会的に相当な範囲を逸脱した行為として違法と評価せざるを得ない』として、損害賠償を認めました」
ざっと計算して。。。。合計565万円です。
では裁判で取り返した金額はどのぐらいなのでしょう。
そこが知りたいです。
また大々的に1237億円とタイトルに書いていますが、
消費者契約法改正以降の被害額を報道して欲しいです。
昨年の被害総額は3億3千万円だそうですが、1件当たりの被害額も知りたいですね。
別に統一教会の肩を持つわけではありませんが、
仏教には戒名にランク付けがあります。⇩
https://www.touensha.com/post/sougi24
戒名と霊感商法の壺や印鑑の値段を比べるのは乱暴かも分かりませんが、
心の問題から考えると通じる事があるのではないでしょうか。
統一教会の様なカルト教団を信じ込んでいる親族がいると大変だと思います。
それこそ家族崩壊です。
親戚縁者を巻き込み、匙を投げられ、縁切りをされ、その家族は孤立してしまうと想像できます。
それでも本人は「信じる者は救われる」と思い込んでいますから、どうしようもありません。
この様な法律がある事を知らない人もいるでしょう。
その為にもう少しマスコミは視聴者の利益の為に報道内容を考えてもらいたいです。
また全国各地の弁護士の元には相談の声が届いている様ですが、モリカケ問題ばかりに気を取られ、本来助けねばならない人の為に活動しなかったのではありませんか?
これは野党国会議員にも言える事です。
ここは気の長い話になりますが、義務教育の場で宗教の弊害について教え、
関連して社会科(公民?)で消費者関連の授業で霊感商法についても教えてもらいたいです。