日本EEZに「メタンハイドレート」集積場所(読売新聞) - goo ニュース
日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海とオホーツク海で、次世代のエネルギー源として期待される「メタンハイドレート」の集積場所が新たに見つかった。
明治大などの研究チームが29日発表した。
埋蔵量は不明で、資源化できるかどうかも分からないが、日本海に広く分布している可能性があり、チームはさらに調査を進める。
メタンハイドレートが見つかったのは、日本海の秋田―新潟県沖とオホーツク海の北海道網走沖。掘削調査したところ、海底の表層部分(地下数メートル)からメタンハイドレートの塊が採取された。日本海ではこれまで新潟県上越沖でしか見つかっていなかった。
メタンハイドレートは太平洋側でも見つかっているが、海底下数百メートルにある。今回見つかったメタンハイドレートは表層部分に集積しており、採掘しやすいとみられる。
関西テレビ「スーパーニュースアンカー」をご覧になった方は
約2年前からこのメタンハイドレートについてご存じだと思います。
それは水曜のコメンテーター青山繁晴氏がずっとこの問題を取り上げられいるからです。
特に青山氏の奥様青山千春氏は8年も前から調査研究されています。
原発事故以来、原子力に替わるエネルギーは何かとあれこれ言われていますが
このメタンハイドレートについてはあまり注目されていませんでした。
やっと今年、渥美半島沖で試掘されるというニュースがありましたが
太平洋側の物は、海底深くそれも砂混じりでという、状態の悪いものです。
この探査船「ちきゅう」で渥美半島沖でメタンハイドレート掘削調査しました。
それなのに、なぜわざわざ太平洋側を調査したのでしょう。
日本海側の方が良質で海底表面にあるのに、です。
利権が絡んでいるからか、政府のメンツがるからか・・・。
今回は明治大学チームによる日本海側の調査ですが
政府は何をしているのでしょう。
もっと予算を付けて有望な日本海側を調査すべです。
政府の動きが遅いため、20日ほど前には日本海側10府県知事が
もっとメタンハイドレート開発を加速するよう政府に要望しています。
原発ゼロを目指すと言うなら、もっとメタンハイドレートに注目すべきです。
これも韓国や中国を刺激したくないという、妙な配慮からなんでしょうか。
今の日韓関係、日中関係を考えれば日本だけ気を使う必要はありません。
エネルギーは経済活動、一般国民には日常生活がかかっています。
もっと政府が率先して取り組んでもらいたいです。
将来の有望なエネルギー源、メタンハイドレート。
もっと官民挙げて、全知恵を出し合い、一日も早い実用化を望みます。