小泉進次郎環境相は30日の記者会見で、7月1日から始めるレジ袋有料化について、国民の理解をどう広げていくのかと問われ「いろんな指摘や批判もあるが、新しい生活を根付かせる時には、賛否両論があると思う」と述べた。
「間違いないのは、世界の流れは持続可能な方向、環境負荷の少ない社会にどう移行させていくかだ。その観点からいえば、レジ袋の問題では日本は後発組で、すでに60カ国が取り組んでいる。1つ1つ丁寧に説明した上で、新しい社会に向けて理解者を増やしていくことが大事だなと思う」と述べた。
環境省は「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」と題したキャンペーンを始め、タレント西川きよし、さかなクン、モデルのトラウデン直美を「プラごみゼロアンバサダー」に任命している。進次郎氏は「国民1人1人が、アンバサダーになって世の中に広げてほしい」とも語った。
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明日からレジ袋は有料になります。
だいぶ前からスーパーに予告のポスターが貼られていました。
でも随分前から殆どのスーパーでは有料でしたから、今までとはあまり変わりません。
しかしレジ袋って便利なんですよね。
ゴミ箱の内側に入れたらゴミ捨ての時に便利です。
ま、欲しければレジで言えば約5円多めに支払えばいいだけの話ですが。
そう考えると、ちょっと釈然としませんね。
そんなにレジ袋が悪ければ、紙袋とかで対応できないのかと思ってしまいます。
値段や耐久性に劣るのかもわかりませんが。。。。。
ところで昨夜のニュースで有料化の対象外のレジ袋があると言っていました。
なんでも米ぬかから出来たレジ袋があるとか。
早速調べてみました。
ありました。
消臭、抗菌作用があるそうです。
難点は値段が従来のレジ袋の3割高だとか。
他にもサトウキビを利用したバイオマス袋もある様です。
http://www.yoshizawakogyo.com/biomass-fukuro/
また外食チェーンはこのバイオマス袋を無料提供するとか。
https://www.excite.co.jp/news/article/bg_mania_2020_2_344218/
知らなかったですが、経産省のHPにも対象外のレジ袋について書かれています。
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/plasticbag_top.html
レジ袋有料化は既に60か国が取り組んでいて、日本は後発国だそうですね。
つまり環境に無関心だと言いたいのでしょうか。
何かそう言われると気分が悪いです。
しかし日本は環境に無頓着なのかと言えばそうではありません。
日本は可燃ごみやペットボトル類等はルールに則り、収集されていますし、
焼却炉も有毒ガスが発生しないものに切り替わっている筈です。
ですから今なぜレジ袋が悪者になっているのか、
レジ袋が本当に環境汚染につながっているのかと疑問です。
今世界的に問題になっているのはマイクロプラスチックです。
これはプラスチック製品が海洋で破壊されて細かなプラスチックになったものと
洗剤や化粧品に含まれるマイクロビーズがあるそうです。
ではレジ袋はこれらのプラスチックに関係しているのでしょうか。
レジ袋ではなく、寧ろペットボトルや洗剤等の容器だと思いますが。
話は変わりますが、日本海沿岸に大量に流れ着くプラスチック容器があります。
殆どが韓国から流れ着いたもののですがあれこそ問題ではありませんか。
海洋汚染もそうですし、海岸に流れ着いたゴミの処理も大変ですし、
海洋や海岸の生物にも悪影響を及ぼしています。
これこそ大いに問題だと思います。
レジ袋有料については既に殆どのスーパーが有料ですので、あまり気にならなかったのですが
よくよく考えると、レジ袋がそんなに悪いのか。
本当にレジ袋が環境汚染に直結しているのか。
そんな疑問が湧いてきます。
皆さんはどう思われますか。