日本は北朝鮮と国交はありません。
ですから大使館はありませんが、その役目をしているのが朝鮮総連です。
独裁国家であり軍国主義である北朝鮮。
金正恩一家が贅沢が出来れば、人民の命は二の次三の次で餓死しようと関係ない。
そんな異常な国北朝鮮。
国を治める能力もない金正恩。
北朝鮮に足らないものがあれば、努力もせず安易に他から調達しようとする金正恩。
つまり国が窃盗を繰り返しているのです。
それがモノだけでなくヒトまで盗む異常な国北朝鮮。
かつて北朝鮮を「地上の楽園」と言い帰還事業があり在日朝鮮人(その日本人配偶者も)が北朝鮮へ渡りました。
しかし「地上の楽園」とは名ばかりでその実貧しく自由のない国だったと。
この帰還事業を主導したのは朝鮮総連でしたが、日本政府は1959年(昭和34年)2月13日に在日朝鮮人の北朝鮮帰還に関する閣議了解をしています。
1959年12月14日に第一次帰国船が新潟港を出港し、それは1984年まで続きました。(1967年から1971年まで中断)
(事業を主導したのが小泉純一郎氏の父であり小泉進次郎氏の祖父、小泉純也氏)
その事業の一環と捉えていいのか、帰還事業再開翌年の1972年に朝鮮大学校の学生も強制的に送られたのです。
この場合「送られた」と言っていいのか「贈られた」と言っていいのか。。。
それは金日成生誕60周年でもあり、いわば貢ぎ物だったのですから。
昨日の荒木和博さんのブログにその事が書かれています。⇩
貢ぎ物となった朝鮮大学校の学生たち【調査会NEWS3704】(R5.3.2) - 荒木和博BLOG
守る会理事の山田文明先生
今から51年前、昭和47年(1972)は金日成の生誕60周年でした。これにあわせて朝鮮総聯では様々な贈り物を贈ったのですが、その極めつけが「人間」でした。朝鮮大学校の学生185名がほぼ強制的に北朝鮮に送られたのでした。
(中略)
朝鮮大学校も朝鮮総聯もこのことについて一切の自己批判をしていません。それどころか勇気ある証言をした人に圧力をかけています。
(中略)
金正恩は忠誠心を尽くしてきた人間を次々と粛清しています。ミサイル発射も数発やめれば餓死者を出さずに済むのに、続けています。その発想は「何人餓死させればミサイルを何発撃てる」というものです。それが北朝鮮という国家の本質だと言えるでしょう。
こういう国への最大の「人道支援」は体制を変えることしかありません。
先月末に家族会が金正恩宛に「拉致被害者を返すらなら人道支援に反対しない」とのメッセージを送りましたが、
それは食料品であり医薬品等で物資の支援を指すのでしょうが、
荒木さん曰く、拉致被害者の帰国の為には北朝鮮の体制を変える事だと。
つまり人道支援は北朝鮮で人権を侵害されている全ての人達を助ける事であり、それは体制崩壊だと。
上記の荒木さんのブログに「守る会理事の山田文明先生」とのお名前がありましたが、
山田文明氏は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の会長でもあり、
次のような記事を投稿されていました。⇩
北朝鮮の帰国事業とは何だったのか 労働力確保、宣伝道具…「大規模拉致」との批判も:朝日新聞GLOBE+
「帰国(北送)事業」。1959~1984年、在日朝鮮・韓国人を中心に計約9万3千人が北朝鮮に渡った。今年は金日成主席の生誕60年、朝鮮大学校生約200人が集団帰国してから50年に...
朝日新聞GLOBE+
多くの日本人が長年北朝鮮に拉致され続けています。
何とかして取り戻して欲しい。
何とかして親御さんが元気なうちに、友人やご兄弟が元気なうちに、
そして本人も元気であり、日本での生活設計が立てられる年齢に取り戻して欲しい。
そう願っています。
しかしどうすればいいのか。
条件なしで対話すると言ってもその先が見えません。
そして拉致被害者だけでなく、帰還事業でいわば騙されたような形で北朝鮮に渡った人たち。
更には北朝鮮の特権階級以外の飢餓に苦しみ、監視社会に苦しむ人たちを何とかして欲しいです。
この願いが叶うには北朝鮮の崩壊しかないのではと思います。
ではどうすればいいのか。
私たち日本人は。
陸続きで同じ民族であり、休戦中の韓国人は。
そして国際社会は。
そこには中国の厚い壁が立ちはだかっています。
ロシアのウクライナ侵攻に中国の自治区住民へのジェノサイドに台湾侵攻の可能性も。
世界の秩序を乱すのは中国とロシアであり、頻繁にミサイル発射を繰り返す北朝鮮なのは間違いありません。
そしてこの三国が日本の隣国である現実。
戦後78年を迎える今年。
東京裁判に日本国憲法施行から76年。
日本国憲法はこのままでいいのか。
本当に国民の命を守れるのか、領土領海を守れるのか。
そんな事を考えます。