反原発デモ、自民・河野太郎氏も国会議事堂前に(読売新聞) - goo ニュース
脱原発を訴える市民グループの呼びかけに集まった人たちが29日、東京都千代田区の国会議事堂を取り囲み、原発を再稼働させた政府や政治への抗議活動を行った。
今年3月から毎週金曜日を中心に首相官邸前で抗議活動をしている「首都圏反原発連合」が主催。この日は、近くの公園で集会を行い、デモ行進した後、国会議事堂を取り囲んだ。立ち入りが規制された車道に一時、人がなだれ込み、騒然とした雰囲気となった。
参加者は暗くなり始めた午後7時頃からキャンドルやペンライトを手に、「再稼働反対」などと連呼。この日は、自民党の河野太郎衆院議員ら各党の国会議員も合流した。
警視庁によると、この日のデモ行進参加者は約1万2000人に上った。
テレビニュースや動画でも見ましたが、脱原発デモに参加している人って色々ですよね。
真剣に考えている人や、ドンチャン騒ぎにしか見えない人まで
いろんな人が参加していましたね。
福島原発事故で、環境や計画停電、節電などで日常生活に大きな影響があった事は確かです。
出来る事なら、原発に替わる電力を考え安全で安心できる方法が良いのに決まっています。
でも短期間で極端な変更は様々な影響があるのは想像できます。
原発を利用する生活に慣れ、それにより産業や経済も成り立っている今、
即座にゼロは無理な事です。
我慢するのは我慢しますが、我慢で乗り越えられない事もあります。
「再稼働反対!再稼働反対!」っ叫んでいれば済む問題でもありません。
原発ゼロにしてこの国を豊かにするにはどうすればいいのでしょう。
単純に反対だけでは、未来への展望がありません。
市民活動家が中心になってのデモでしょうが、それに賛同する一般市民も増えているとの事。
彼らには何かしたという達成感があるのかもしれません。
自分たちの行動で日本の政治を変えたいという純粋な気持ちもあるでしょう。
しかし、その中に政治家、特に国会議員が参加し、
「私は君たちの味方だ、君たちの意見を私が野田首相に伝えよう」
みたいなパフォーマンスはちょっと違うように思います。
国会議員ならデモに参加せずとも、直接政府に言えます。
国会議員として自分の意見を述べればいいだけです。
有権者の代表というのなら、選挙区の多くの有権者からの意見を取りまとめて言えばいいのです。
それなのに、デモへの参加ですから選挙対策?って思ってしまいます。
また国会議員は有権者の意見を尊重するのも大事ですが
やはり国の将来の事、国の発展の事を考え行動すべきじゃないでしょうか。
先週の鳩山由紀夫氏、川内氏、福島瑞穂氏たち、
そして今回の河野太郎氏(先週も参加したらしいですが)他何人かの国会議員。
なんか軽率っていうか、国会議員としてどうかなって思います。
(ただ不思議なことに福島瑞穂氏が参加しても違和感がないんですよね。
多分福島氏はそういう立ち位置というか市民活動家の味方っていうイメージがあるからでしょう。
そして、福島氏にこの国の将来を任せようという気持ちが全くないからかもわかりません。)
それにしても、ドンチャン騒ぎのデモ参加者を見ると、
何の為のデモ?
脱原発でどうしたいの?
って思ってしまいます。
だから、政治家があのデモ隊に参加するって違和感があります。
政治家なら、政治家としての責任ある行動をしてもらいたいですね。