日本の元国会議員と日本医師会の幹部の8人が、日本と北朝鮮の医療分野の交流を行うため28日から北朝鮮を訪問し、現地の病院などを視察することにしています。
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元記事はこちら ↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190928/k10012103281000.html
●訪朝するのは宮崎秀樹氏ら元国会議員7人と 日本医師会の幹部1人の計8人
●日本医師会は初めての公式訪朝。
●純粋に人道目的
●今日から10月3日までの6日間の訪朝
●結核と産婦人科病院を視察
人道目的で北朝鮮の病院を視察というなら、次もあるという事ですね。
視察だけでは人道目的になりません。
不足している薬剤や備品・用具等々を届けたり、知識をもった医師を派遣したり必要です。
憲法では行動に自由が保障されているので渡航を禁止できないのでしょう。
しかし現在、北朝鮮への渡航自粛が政府から要請されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_035.html#ad-image-0
ミサイル、核実験、そして何より拉致問題が解決していないから渡航自粛は当然です。
2017年4月から政府は渡航自粛要請を出していますが、国会議員や医師は特別なのですか。
国連安保理の制裁決議は何のためなのか、
更に日本独自でも制裁をしているのは何のためなのか。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/northkorea_sochi201603.html
本当に今訪朝する必要があるのかです。
人道的目的と言いますが、医師会からは幹部が1人だけです。
元国会議員が医療施設を視察して具体的なことが分かるのでしょうか。
そして何より40年以上も救出を待ち続けている拉致被害者の存在があります。
拉致問題解決の手助けになるならまだしも、医療施設視察は今必要なのでしょうか。
他に何か目的があるのか。
あればそれは何なのか。
今までの国会議員が何人か訪朝していますが、その結果日本にとって何か利益になりましたか。
拉致問題が前進しましたか。
なにか裏の目的があるならいいのですが、ただ単に人道目的の病院視察は無駄です。
無駄というより、この訪朝が北朝鮮に利用されないか危惧します。