次回百条委は10月24、25日に証人尋問が予定されている。調査が予定されているのは、昨年のプロ野球阪神・オリックス優勝パレードの資金集めのため県が信用金庫への補助金を増額し、企業協賛金としてキックバックさせたとする疑惑だ。

一方、斎藤氏の失職に伴う県知事選について、県選挙管理委員会は9月30日、10月31日告示、11月17日投開票の日程で実施すると発表。出直し選での再選を見据え、斎藤氏は9月30日朝から神戸市内のJR須磨駅で街頭活動を行った。

(中略)

百条委の奥谷謙一委員長は「百条委を非公開とし、選挙後に録画を公開するなど、選挙に影響がないよう配慮したい」といい、百条委について「当時のトップとしてどういう責任があったかの調査。疑惑の解明は今後も続ける」と強調した。

ハロウィンのカボチャのライン

自民党総裁選が終わり、残念な結果でした。

直ぐに解散総選挙をすると発表した石破さん。

総理就任前の解散宣言はおかしいとの声も。

まだまだ国政は混乱しそうですが、そんな中の兵庫県知事。

失職したという事は辞めさせられた形の斉藤さん。

それでも自分は悪くない、自分は兵庫県の腐敗政治を改めた功労者だと言わんばかり。

その後もテレビ出演のはしごで謝罪よりも自画自賛の発言が目立った。

それが功を成したのか、それとも高校生の激励手紙が響いたのか、

Xには「斎藤知事がんばれ」の投稿が増える現象も。

パワハラはなかった。おねだりもなかった。何も悪くない、寧ろ県立大無償化や公用車を安く抑えた。

何でこんな良い人が辞めなければならないのかとの発言が増えている。

 

確かにパワハラやおねだりは伝聞も多いし、これぐらいは。。というものもある。

しかし内部告発を告発された側が「犯人は誰だ!」と犯人捜しに、

記者会見で「嘘八百だ」と決めつけ、挙句の果てに停職3か月の懲戒処分。

これが一番の非難されるべきで、知事本人も非を認めるべき。

ところが最後の最後まで非を認めず、自死した職員への悔やみの言葉もなかった。

 

こんな中での斎藤元彦氏が知事選に出ると言う。

斎藤知事擁護の声が高まっている今、斎藤氏は本当に責任を問うべきか否か。

その判断の為には全容解明のための百条委員会は必要だと思う。

勿論、選挙妨害になるとは思うが、それでも真相が不明では投票も出来ない。

 

各政党、各会派は選挙候補者も決められず、というか強力な候補者探しに奔走している気配。

万が一、斎藤氏の再選が決まれば、県議会はどうなる?

斎藤氏にNOを突き付けたのだからこのままでは済まない筈。

また選挙?

 

選挙前の百条委員会を非公開にし選挙後に公開すると百条委員会会長。

選挙に影響するという事だが、

斎藤氏は不信任案決議直後に長時間のテレビ出演で自分は悪くない、

自分はこれだけ県の為にしてきた、と主張した事は選挙の事前運動には当たらないのか。

 

いずれにしても斎藤知事の告発者探しは許される行為なのかと言いたい。

これがまかり通ったら、各企業の内部通報制度にも影響しかねない。

折角の従業員を守る制度が役を成さなくなるし、それを知事という公的な人物が無効化した事は問題だと思う。

どちらが悪いのかを決める為にも告発者と被告発者は同等の権利を持ち、

公平な判断を第三者に任せるのは当然の事ではないかと思う。

その点、斎藤前知事は判断を誤り、告発者を自死に追い込み県政を停滞させた罪は深い。