実は帯状疱疹に罹り、先週末から頭から顔面に炎症を起こし、ひどい目にあいました。もう少し帯状疱疹の知識があれば、もっと早く治療が受けられたのですが、生憎、身近に罹患した人がいなかったので、最初の症状を見過ごしていました。疲労やストレスが蓄積すると誰でも発症する病気なので、参考になればとの思いから、ちょっとふれてみたいと思います。
帯状疱疹はどうしてなるのかと言うと、皮膚科でもらった冊子に分かりやすく書いてありました。
登場人物は、①水ぼうそうのウイルスと②ウイルスと戦う兵隊=免疫の二人です。私も含め60歳以上の人は子供の頃に水ぼうそうに罹っています。その時、ウイルスは免疫との戦いに敗れ、水ぼうそうは治るのですが、そのウイルスは全滅したわけでなく、神経節という場所に隠れ、また復活する時をじーっと待っているらしいです。まさに平清盛の温情に助けられた源頼朝と同じですよね。奢れる人も久しからず。人間60歳を過ぎると、いままで病気にもならず元気だった人もさすがに免疫力は低下してきます。そのチャンスを狙って「帯状疱疹の乱」が起きるようです。戦いの場が頭から顔面の場合は悲惨です。死ぬことはないにしても、目の角膜にウイルスが入れば失明することもあるとのことです。
現在は良い治療薬もあり、早く症状を自覚して治療を受ければ症状も軽く済むらしいのですが、私の場合は治療を受けるまでに5日ほどロスしました。発症?してからも体を休めずに外出していましたので、ウイルスに相当攻め込まれました。今思えば、はじめは頭部に炎症がでたようですが、髪の毛で隠れ見えず、初期症状を見逃したのが間違いの第一。次におでこに発疹がでたときにすぐに皮膚科に行けばよかったのですが、かぶれかと思い放置したのが間違いの第二。まだ帯状疱疹にかかったことのない人も、似たような症状がでたらすぐに病院に行くようにお奨めします。
センシティブ情報ですが、帯状疱疹は幼児は注意が必要ですが、人にうつることはないので、同じ目に合うことにないように敢えて公開しました。