今朝の読売新聞の「気流」という読者投稿欄をなにげなくみていたところ、こんな一言に出会いました。
「慢心」「おごり」で済ますな
『昨今、政界では「慢心」「おごり」「緩み」といった言葉を耳にします。』から文章ははじまります。そして、『本当に、「慢心」や「おごり」が問題の原因なのでしょうか。』と続きます。さらに、『言葉や態度は、政治家としての資質の問題ではないかと感じます。それを「おごり」などといった言葉で済ませて、問題の本質に向き合っていない気がします。』そして最後に、『批判の応酬ではなく、国民を代表する国会議員としての「自戒」ではないでしょうか。』としめています。
この投稿は24歳の女性の方からのものです。最近のマスコミの書く文章やテレビのコメンテーターの話す言葉には、「まともなもの」は一つもありません。この方の250字位の文章には、今何が日本にとって大事なことなのかが、言い尽くされている気がしました。
「慢心」「おごり」「緩み」などという言葉は、それ以前の自分自身を「正当化」している言葉であるわけで、選挙で選ばれた議員が口にする言葉ではないはずです。まさに「自戒」が正しい。納得しました。
最後に一言。南スーダンのPKO問題。大臣に報告したどうかの問題ではなく、そこで何が起き、わが同胞が危険に曝されたことはなかったのか、もしそうだとしたら、何が問題で、どうしたら良いのかという議論がとんでいるような気がします。このままでは旧日本軍と同じ、戦後70年以上経ってもなんら進歩がありません。なんとかなりませんでしょうか・・・。
大仏様の思いです。