今回はポートワインにチャレンジしました。子供の頃に「赤玉ポートワイン」の名前は聞いたことがありますが、飲んだ記憶はありませんので、ポートワインは今回がはじめてになります。調べてみますと、ポートワインの製造方法は、まだ糖分の残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めて作ります。従って普通のワインに比べ度数は19度と高くなっています。なおポルトガルでは北部のポルト港から出荷され、ドウロ川上流のドウロ地方をポートワインの法定区と定め、この地方で栽培された葡萄を原料とした酒精強化ワインのみにポートワインの商標を認めています。ということで、日本の赤玉ポートワインは赤玉スイートワインになったようです。
さて今回買い求めたのは、ケヴェド Quevedo社のものでケヴェド・ルビー・ポートワイン。1800円。買い求めた店には赤のポートワインはルビーとトウニーの2種類あり、ルビーはステンレスタンクで3年熟成したもの。トウニーは樽で4年間熟成したものです。どちらを選ぼうかと迷い、店の方に聞いたのですが、帰ってきた答えは「好み」ですの一言。カタログによるとルビーは「チェリーなど果実味が前面に感じられる。開栓後は8週間を目途に飲んでください」と書いてありました。19度と強いワインであり、当然にガブガブと飲むものではありません。食後にチョコレートムースやアップルタルトなどの甘いお菓子とともにグラス一杯位をチビチビ味わって飲むもののようです。
実際に飲んでみましたが、ルビーの名前の通り色はルビー色。確かに強くて甘いワインです。飲みなれないワインですが、癖になりそうな味わいです。ただし食後にチョコレートは糖質過多を気にしている身としてはキツイですね。グラス一杯なら15回くらい飲めますので賞味期限8週間とすると、3~4日おきが丁度良いようです。飲み過ぎない、好きな甘いお菓子を食べ過ぎないことに注意しながら楽しむことにしました。