出勤するスリスリへ「エプロンは あるの?」とルンバが訊いている。
「エプロンって・・・ 何するの?」と気になって訊いたら、今日は職場のトイレ掃除をすると云う。
一か所かと思ったら、奥にもあるとかで 「まぁ 頑張って」と云うしかない。
「そう云えば、花火大会の時に女性の大行列が出来る 1階のトイレも掃除するの?」と確認したら、あれは壊れていて、もう何年も使えなくなっているのだそう。
「それじゃ、花火大会の時に 内股になって必死にオチッコを我慢する女性達は困るだろう」と思ったら、
少し離れた啄木館の隣にある公衆トイレに行列が出来ると云う。
「あぁ・・・確かに あそこに公衆トイレがあったなぁ」と記憶を呼び戻す。
「和式のトイレが男女一つずつだけどね」 と市内のトイレに詳しいルンバが付け加える。
どこか港の端にでも並んで野ションできる場所があればよいのにねぇ・・・・と思った。
念のために付け加えるけれど、俺は見に行かないから安心して。