タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

4歩に1回

2021-03-05 11:18:18 | 山歩きから
予報通り雨になりました。

今日のタカ長は月1回のクリニック行き、これだけは欠かせない月例行事です。

    

昨日higeさんに撮ってもらった写真です。

タカ長としてはいつも、このように腰を伸ばして山を歩いているつもりです。

気分はファッションモデル、格好よく歩いているつもりですが、、、、、、

    

これが普通のタカ長らしいですね。自分のイメージとはまったく違います。

これでは腰の曲がったじい様だよ。

と言うようなことを書くのが今日のテーマではありません。

    

この本の電子版を買って読み始め、あらためて感じたことです。

今さらタカ長が言うまでもないことですが、日本の山では登山者の事故が増えています。その一つが道迷いです。

その道迷いを防ぐために、、、、、

地図とコンパスを持参し、こまめに現在地を確認しろ、とよく言われます。タカ長も同感ですが、使うことのできない地図とコンパスを持って歩いても意味が無いと言えば意味がありません。

それより大切なことが三つある、と著者は言います。その一つです。

4歩進んだら一度、必ず顔を上げて前方をしっかり見ることだ。行動中は常に前方や周囲を見るように心がけ、足下をひたすら見続けるようなことをしてはならない。また、前方を見る場合、足下から登山道がどこまで、どのように延びているかを目でしっかりと追うこと。


    

当然のことですが、登山とは山という不整地を歩くことです。だから足下を見るのは当たり前のことです。

タカ長の静止画でも、仲間たちの画像を見てもほとんどの人が下を見ています。しかし、それだけではいけません。

4歩に一回顔を上げて前を見ろ、と著者のことばは新鮮に思えました。

タカ長をふくめ多くの登山者がそのようにされているはずで、だから道迷いをすることなく登山をされています。

しかし、中にはそれが出来ない人がいるようです。足下ばかり見ていたのでどこで道を誤ったのかの自覚がなく、異変に気づいたときは深みにはまっていてリカバリーできなくなってしまうような例があるのです。

    

タカ長はここに書かれたことは実行できているように思いました。

道迷いを防止するため、と言うより出来るだけ段差の少ないラインを登りたいので、登山道の状況には人一倍注意しているつもりです。

また、足下だけでなく前方の視野を広く取りたいため、つばのある帽子をかぶるのがもともと嫌なのです。

多くの登山者が普通にされていることですが、4歩に一度は顔を上げて前を見ろ、と言う言い方がタカ長にはとても新鮮に感じられたので紹介させて頂きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする