今日の画像は広島県東部の白滝山登山のときのものです。

先日紹介したこの本は一気に読み上げました。その中の一節
13 ゆっくり歩く技術を身につける を読んで、わが意を得たりの思いを強くしました。
その話題ですが、それを書くためにはタカ長自身の経験を書く必要があります。
本意ではありませんが、タカ長の自慢話のように感じられるところがあるかも分かりません。
もしそのように感じられたらスルーして下さいね。

初心のころを除けばタカ長は山でバテてしまった経験はありません。
後になって、団地で山歩きの同好会を立ち上げ、彼らと時には山らしい山にも行きましたが、そこでもメンバーがバテてて、登山予定が大幅に遅れると言うようなことをした記憶もありません。
何だかすごいことのようにも見えますが、その理由は簡単です。バテるような歩き方をしなかっただけです。
何度も書いていることですが、タカ長は病気知らずで育った子ではありません。登山を始めても体力的には劣等生、そのような中で育ってきました。
仲間たちに遅れないためには登山道のどのラインを歩いたら良いかを最初から考えていました。歩幅を小さく、段差を少なく歩くためのラインを見つけることに必死でした。
そのライン読みを失敗して、つま先で登ることになったとき「エネルギーを損した」と本気で考えたことを忘れていません。

初心のころ、広島の登山者なら誰でも知っている天応の岩場に連れて行かれて顔面蒼白、そこで岩にしがみついてはいけない、とやかましく指導されたこととか、、、、。
冬の伯耆大山で滑落停止訓練をさせられたような記憶はあります。そのような具体的な記憶は何個かありますが、歩き方を指導された記憶はありません。
しかし、体力的に劣るタカ長にはそれが一番の関心事だったようです。

そのような山歩きをある程度経験すると、自分の一線が何となく分かるのかも分かりません。タカ長の足が遅くて仲間に迷惑をかけたことはあったでしょうが、バテてしまって仲間に介抱してもらった記憶はありません。

それで初心のころを思い出しました。
お前はダメになるときはパタリとダメになると何度も言われていました。歩き始めは仲間について歩いて行くが、ダメになるときは棒を倒すように、突然ダメになる。
そのようなことを何回も経験しながら、誤魔化しごまかし歩けるようになることが、山の経験を積むことだと思ったものです。
そのような経験を積みながら、登山者は育ってゆくのだと思います。
続きます。

先日紹介したこの本は一気に読み上げました。その中の一節
13 ゆっくり歩く技術を身につける を読んで、わが意を得たりの思いを強くしました。
その話題ですが、それを書くためにはタカ長自身の経験を書く必要があります。
本意ではありませんが、タカ長の自慢話のように感じられるところがあるかも分かりません。
もしそのように感じられたらスルーして下さいね。

初心のころを除けばタカ長は山でバテてしまった経験はありません。
後になって、団地で山歩きの同好会を立ち上げ、彼らと時には山らしい山にも行きましたが、そこでもメンバーがバテてて、登山予定が大幅に遅れると言うようなことをした記憶もありません。
何だかすごいことのようにも見えますが、その理由は簡単です。バテるような歩き方をしなかっただけです。
何度も書いていることですが、タカ長は病気知らずで育った子ではありません。登山を始めても体力的には劣等生、そのような中で育ってきました。
仲間たちに遅れないためには登山道のどのラインを歩いたら良いかを最初から考えていました。歩幅を小さく、段差を少なく歩くためのラインを見つけることに必死でした。
そのライン読みを失敗して、つま先で登ることになったとき「エネルギーを損した」と本気で考えたことを忘れていません。

初心のころ、広島の登山者なら誰でも知っている天応の岩場に連れて行かれて顔面蒼白、そこで岩にしがみついてはいけない、とやかましく指導されたこととか、、、、。
冬の伯耆大山で滑落停止訓練をさせられたような記憶はあります。そのような具体的な記憶は何個かありますが、歩き方を指導された記憶はありません。
しかし、体力的に劣るタカ長にはそれが一番の関心事だったようです。

そのような山歩きをある程度経験すると、自分の一線が何となく分かるのかも分かりません。タカ長の足が遅くて仲間に迷惑をかけたことはあったでしょうが、バテてしまって仲間に介抱してもらった記憶はありません。

それで初心のころを思い出しました。
お前はダメになるときはパタリとダメになると何度も言われていました。歩き始めは仲間について歩いて行くが、ダメになるときは棒を倒すように、突然ダメになる。
そのようなことを何回も経験しながら、誤魔化しごまかし歩けるようになることが、山の経験を積むことだと思ったものです。
そのような経験を積みながら、登山者は育ってゆくのだと思います。
続きます。